2011.06.30 [ 狩猟・有害鳥獣捕獲・個体数調整 ]
平成23年度安全狩猟射撃大会が開催されました
平成23年6月26日(日)に、
上伊那郡辰野町にある長野県営総合射撃場において、
長野県猟友会主催の、平成23年度安全狩猟射撃大会が開催されました。
今年も午前中は梅雨の雨が残るか心配されましたが、
天候が回復して盛大に開催されました。
以下、
「平成23年度安全狩猟射撃大会実施要領」より抜粋
1 射撃大会の目的
猟銃の使用に起因する事故及び猟銃・実包の保管中盗難並びに
違反の防止の徹底を図るため、
猟銃の安全な「保持」、「携帯」、「操作技術」、「矢先の確認の訓練」、
「猟銃・実包の安全な保管管理の徹底」
並びに「猟銃等、取り扱いにおいてのマナーの向上」
を図ることを目的としています。
射撃そのものの技術向上はもとより、
競技本位の射撃大会とならないよう、
「狩猟者が狩猟等に出かけたときの猟場等における安全」
を想定した射撃大会として開催されます。
2 大会期日 平成23年6月26日(日)
3 大会会場 「長野県営総合射撃場」
4 大会競技及び規則
(1) 規則については、「安全狩猟県射撃大会競技規則」による。
(2) 競技種目については次のとおりとする。
○フィールド射撃の部(個人競技及び各郡猟友会による団体競技)
・A面 トラップ(ダブル)
・B面 トラップ(シングル)
・C面 ラビット
・D面 スキート(シングル、ダブル)
○ライフル射撃の部
・ライフル100m:膝射、立射
○スラッグ射撃の部
・スラッグ50m:膝射、立射
○空気銃射撃の部
・エアーライフル10m:伏射、膝射、立射
○開会式
総勢、約250人
○選手宣誓
そして競技開始です。
種目は、
フィールド(100点)
○ ダブルトラップ(40枚:5m)
こちらが、”ダブルトラップ”です。
5mの射台に立ち、
掛け声(自分でかけます)とともに放出されるクレー2枚を、2発以内に割る競技です。
(散弾が当たるとクレーは砕けます)
1枚1点でカウントされます。全部で40枚(20回)です。
○ シングルトラップ(20枚:10m)
これが、”シングルトラップ”です。
10mの射台に立ち、
掛け声とともに放出されるクレー1枚を、2発以内に割ったら当たりで”1点”です。
全部で20枚です。
フィールド射撃は全て散弾銃で、散弾で行う競技です。
○ スキート(20枚)
こちらは”スキート”です。
奥に見える小屋、プーラーハウスと言います。
これが左右にあり、掛け声とともに、クレーが放出されます。
クレーは1枚だったり2枚だったり、一応、出る場所と枚数は決まっています。
全部で20枚です。
○ ラビット(20枚)
こちらが”ラビット”
前方で、転がるオレンジ色の丸いのがクレーです。
これも、先程のスキートと同様、左右どちらかから1枚のクレーが出ます。
地面を転がるので、動きが若干不規則です。
全部で20枚です。
と、ここまでがフィールド競技
全部で100枚のクレーのうち何枚を割ったかで、競います。
ライフル
○ ライフル(100m:膝射・立射)
そして、ライフル
“膝射”アグラまたは膝を立て、その膝に腕を乗せて銃を安定させます。
“立射”立った状態での射撃です。姿勢の中では一番不安定です。
初速がマッハ3~マッハ6になるライフルでは、
物凄い衝撃波が発生します。
それが、小屋の中で反響するので、独特のコモッタ様な音が響きます。
標的は、100m向こうの土手にあります。
○ スラッグ(50m:膝射・立射)
50mに的を立てて、
散弾銃に”スラッグ弾”という、一粒弾で撃つのが”スラッグ”です。
エアーライフル
○ 10m(伏射・膝射・立射)
こちらが、”エアーライフル”です。
“伏射”、”膝射”、”立射”の3姿勢で撃ちます。
距離は10mと近いようですが、的がその分小さくなっています。
で、フィールドは各郡猟友会による団体戦があります。
○ 審査団による採点
○ 集計風景です。
○閉会式
さて、フィールド競技の団体の競技結果です。
○団体表彰
優勝の上伊那猟友会の選手です。
おめでとうございます。
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