大鹿村発のジビエカレーがこちら!(写真は、観光協会の森さん)。
前回のクイズ。
このジビエカレーの美味しさの秘密は何でしょう~~~
実はその素材も大鹿村の特産品です。
しかも。
その素材を長野県で最初に手掛けたのが、この大鹿村なのだそうです。
さて。答えの前に・・このカレーの誕生秘話をちょっと。
このカレーを作っているのは、かのハウス食品グループ!
なんとか、鹿肉を有効に利用したいと直談判して協力してもらったそうです。
でも、最初に作ったカレーは、それはまずかったそうです(笑)
何度も何度も作り直し今の味へとたどり着いたそうですが…
さて。
クイズの答えです(笑)
味の決め手となったのが、「ブルーベリー」です。
大鹿村産のブルーベリーがカレーの隠し味となって肉とのバランスが格段によくなったのだそうです。
味は良くなりましたが、発売までには乗り越えなければならない問題も山積だったそうで、発売までには実に1年3カ月もの月日を要しました。
苦労の末、2年前の7月に2,500食を発売。
わずか5日で完売したというのも驚きでした。
さて。このように、鹿肉を有効利用している大鹿村ですが、その背景にあるのは鹿の急増と害があるということでした。
鹿が増えている理由は様々あるそうですが…
大きな理由の一つとして、やはり地球温暖化があがりました。
鹿は積雪が70センチになると生きられなく、自然淘汰されていたのだそうですが、近年の温暖化傾向により積雪が減り、生き残る鹿が増えたことも要因だそうです。
他には、日本の高齢化も理由だそうです。
高齢化により、放置した畑に雑草が生えるなど、人間と動物の住み分けの境界線がなくなってきていることもあるのだとか。
人間の作った野菜を食べるようになったことで栄養状態が格段によくなり、生存率・出産率も上がったのだそうです。
このような複合的な理由により、今や鹿(鹿以外にサルなども増えているそうですが)の被害は著しいそうです。
ですから、有害捕獲であっても、このように有効に利用されることはもっともっと広まっていかないといけないのかな…と思いました。
さて。
そんな有効利用の一環として広くジビエ料理を知ってもらい食べてもらうことがあります。
私も、最初は硬い&臭みがあるというイメージを持っていましたが、前回の山塩館さんでいただいた鹿肉料理で、その印象はがらりと変わりました。
続いて、山塩館さんとはまた違った料理で地元から愛されているお店をたずねました。
それが、「塩の里 食事処 ふじ」
こちらでは・・・もっと庶民的なお料理が待っていましたよ♪
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