信州ジビエ みなさん、鹿肉って食べたことありますか? 鹿肉をはじめとする野生鳥獣は、フランス語で"ジビエ"と言い、ヨーロッパでは高級・グルメ食材として親しまれています。 自然に恵まれた信州は、そんなジビエの宝庫。このブログでは、鹿肉を中心としたジビエのおいしさと魅力をつたえていきます。

信州ジビエ

みなさん、鹿肉って食べたことありますか? 鹿肉をはじめとする野生鳥獣は、フランス語で"ジビエ"と言い、ヨーロッパでは高級・グルメ食材として親しまれています。 自然に恵まれた信州は、そんなジビエの宝庫。このブログでは、鹿肉を中心としたジビエのおいしさと魅力をつたえていきます。

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鹿肉のオリジナル料理レシピコンテスト(諏訪地方)

シカ肉を使った家庭でも作れるオリジナル料理レシピコンテスト

2010年2月26日に諏訪地方(岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村)でシカ肉料理の普及に取り組む「鹿食免(かじきめん)振興会」が、シカ肉を使った家庭でもカンタンに作れる料理のコンテストを開催しました。
コンテストには、県内から実に78点もの応募がありました。
今回のコンテストは、諏訪大社御柱祭を前に、おもてなし料理としてシカ肉を使った料理を紹介し、御柱祭で振舞ってもらいたい。というのが狙いです。

諏訪大社には狩をするものは猟師や武士、時代の将軍までが唱えた「諏訪の勘文」というものがあり、その勘文の説を狩猟の免罪符として発行したものが「鹿食免」です。
かつて仏教が伝来し殺生は罪悪として狩猟を忌み嫌う時代にも、この神札を諏訪大社から授かったものは、生きるために狩猟をし「鹿食箸」を使って鹿肉を食べる事を当時の幕府等から許可されました。
こうした諏訪大社の信仰により、諏訪地域の人々は生活の大きな部分を狩猟に占めて、自然からいただく恵み感謝し長く厳しい冬を乗り越えてきました。
食の近代化が進み狩猟や農耕が生活の糧とならなくなった近年はこの鹿食免の発行は途絶えていました。
しかし、現代の豊かな食文化が引き起こしている「食」に対しての問題がクローズアップされる現代において、今の豊かな時代に感謝し、安全な食生活を送れることを祈願して、諏訪大社は今日、再び鹿食免の頒布を始めました。

そして、鹿食免振興会が諏訪地方の関係団体が集まり08年に結成されました。
鹿食免振興会では、鹿食免の説に基づいた心も喜ぶ伝統的な食文化の普及を目的に、鹿肉を使った料理の発信に取り組んでいます。

今回のコンテストには県内から78点の応募がありました。
その中から、書類審査を通った13点を審査会で試食し、審査しました。


書類審査を通過した13点です。


審査の状況です。

みなさん真剣かつ美味しそうな笑顔

独創性や味、シカ肉の使い方、料理の手軽さなどの項目で採点した結果、
「鹿肉の串(くし)揚げ」
「鹿肉のポン酢いため」
「鹿肉と野沢菜の味噌(みそ)いため丼」
など5点が入賞しました。

入賞の5点です

審査員を務めたクッキングコーディネーターの浜このみさんは
「強火で加熱しすぎないなどシカ肉は調理にコツがあるが、脂肪分が少なくてヘルシー。調理次第で十分おいしく食べられる」
とアドバイスを頂戴しました。

優秀作品13品はレシピ集にまとめています。
また県内産のシカ肉はニオイもクセも少なく非常に扱いやすいのでこの機会に是非ご家庭でもシカ肉を使った料理に挑戦をしてみてください。

なお、諏訪地方産のシカ肉のご購入に関しては下記にお問合せください。

諏訪食肉事業協同組合加盟店
  (お問合せ店舗 市川精肉0266-72-3652
湖北食肉組合加盟店
  (㈲山城屋肉店 0266-22-2960、冨士屋肉店 0266-22-5323
信州ナチュラルフーズ
  (通信販売可)0266-73-4862
自然育工房「岳」
  (通信販売可)0266-27-9569


今回の記事は、鹿食免振興会から提供されたものです。

鹿食免振興会(諏訪商工会議所)
  TEL:0266-52-2155
  FAX:0266-57-1010

しかし、美味しそうです・・・・・・

レシピ集も提供していただいているので、順次掲載していきます。

乞う御期待!

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