2012.02.22 [ 狩猟・有害鳥獣捕獲・個体数調整 ]
「県下一斉メスジカ捕獲強化期間」を設定して、捕獲を推進します
増えすぎたニホンジカから、長野県の農林業・自然を守るため、
ニホンジカの緊急的な捕獲促進対策のひとつとして、
メスジカの捕獲強化期間を定め、
関係者が一丸となって県下一斉の捕獲対策に取り組みます。
1 実施期間
平成24年3月1日(木)から平成24年6月30日(土)まで
2 主唱者
長野県、長野県市長会、長野県町村会
3 実施内容
(1) 県、市町村、猟友会等が連携して、
地域住民の理解を得て集中的・広域的な捕獲を推進します。
(2) 県、市町村は、あらゆる広報媒体により趣旨等を県民に
周知するとともに、
捕獲強化期間が春の行楽シーズンと重なることから、
地域住民や入山者等への注意を喚起します。
4 捕獲強化期間設定の理由
5月から7月の出産期の前期でのメスジカの捕獲が、
ニホンジカの生息密度を低減するために有効であることから、
3月1日~6月30日の4カ月間を捕獲強化期間と設定します。
5 期間内の入山者の安全確保(期間内の入山者に対する注意喚起)
県では、捕獲従事者に対し、法令やマナーの遵守の指導、
事故防止の安全啓発を行っています。
県民の皆さんが捕獲強化期間中に森林内に入る際には、
より一層の安全確保のため、事故防止対策として、
捕獲従事者が見つけやすい蛍光色などの目立つ色の服装に心がけてください。
なお、わななどの仕掛けを見つけても絶対に手を触れないでください。
【参考:ニホンジカの保護管理について
(第3期特定鳥獣保護管理計画H24~H27)】
○生息域と生息数:77市町村全てで生息が確認、推定生息数は105,000頭
○目標:①農林業及び自然環境の被害軽減、
②個体数の削減による地域個体群の安定的な維持
○捕獲目標:年間25,000頭~35,000頭の捕獲を行ない、5年後には生息数を35,000頭とする。
○被害対策:①防除対策、
②捕獲対策、
③生息環境対策等を総合的に実施する。
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