2016.10.05 [ 長野地域の【農業】 ]
花育出前授業&ほ場見学~真島小学校4年生~
こんにちは。農政課のしゃっぽです。
今日は、小学生を対象とした花育活動についてご紹介します。
長野県花きイノベーション推進協議会が主催となって、長野県内の小学生を対象に、「花とふれあう」「大切な方に花を贈る」「地域で生産されている花のことを知る」等の、花を介した体験や機会を提供することにより、花に対する理解を深めてもらう活動を進めています。
県としても将来に向けた花きの需要拡大につながるものであることから後援をしています。
今年度(平成28年度)は、「花育実践モデル教室」を全県から公募により4校選定し、県内で生産された切り花を用いたフラワーアレンジメントや生け花の体験授業をはじめとして、出前授業や栽培ほ場の見学等、総合的な花育活動を実施していきます。
長野地方事務所管内では、長野市立真島小学校4年東組さんが「花育実践モデル教室」に選ばれました。
そして、モデル教室として一つ目のカリキュラムである「地域の花き生産に係る出前授業」を9月29日に行いました。講師は、長野農業改良普及センターの川村主査です。
4年東組さんは男の子7人、女の子14人の元気なクラスでした。
川村先生がまず「お家で農業をやっている人?」と質問したら、6人くらいの子が手を挙げました。りんごやぶどう、お米、きのこなどを作っているそうです。残念ながら花を作っているお家のお子さんはいませんでしたね。
次にお花屋さんやスーパーで買ったことのあるお花の名前をみんなに聞いていました。
みんなからは、かすみ草、キク、ユリ、チューリップ、カーネーション、バラ、パンジー、マリーゴールド、ペチュニアといった名前が挙がっていました。これらの花を大きく分けると、切り花と鉢花に分けれらることを教えてもらいました。
続いて、長野県で生産されている切り花ランキングや長野管内で生産されている切り花ランキング、トルコギキョウ栽培の年間作業についてなどなど、クイズ形式も取り入れながら、実物の花を見ながらのお話しは、子供たちも楽しそうに授業に参加し、メモもしっかりとっていました。
そして、翌日9月30日は、二つ目のカリキュラムである「花き栽培ほ場の見学」を行いました。
見学したほ場は、長野市若穂の倉島様のトルコギキョウ栽培ハウスです。
お天気が連日雨模様だったので心配していましたが、その日はよく晴れて最高の見学日和でした。
4年東組21人全員参加で、担任の小林先生と元気にほ場に集合してくれました。
今日の講師は、園主の倉島さんご夫妻と長野農業改良普及センターの川村主査、森野技師です。
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