こんにちは。林務課wです。
今回は林務課wとBSが、7月に続いて10月19日、11月4日に長野市立朝陽小学校へお邪魔して、1~6年生の子どもたちと燻製づくりを楽しんできました。
なぜ燻製なのか??それは・・・
7月に行ったノコギリ体験で、子どもたちが樹木についてとても興味を持ったので、それらを発展させて何かできないか、と担当の先生からご相談をいただきました。そこで、子どもたちに剪定してもらった枝を使って、簡単な燻製づくりをすることになりました。
〔10月19日の様子〕
チップにするのは、サクラやリンゴなどの「〇〇科」の木の枝が適しています。そこでまず10月19日に、子どもたちとチップにするためのサクラの不要枝をノコギリで切る活動を行いました。
その際、「サクラやウメ、リンゴ、モモも、科が同じ仲間なんだけど、何科かわかるかな?誰でも知ってる花と同じなんだよ。」と質問すると、2人くらいの子が、「バラ科でしょ。」と即答したので大変驚きました。また、学校の敷地内のどこにサクラやウメがあるのか、子どもたちはとてもよく分かっています。素晴らしい。
「サクラはこれだよ」と教えてもらいました。みなさん木登りが上手。身軽です。また、校庭に向かう途中で「県の木」シラカンバを観察。もっと日当たりの良い場所に移植する計画もあります。
みんなでサクラの枝を短く切って、それをチップにしてスモーカーに入れ、カセットコンロで加熱してみました。この日は煙が出ることを子どもたちに見てもらいました。次回は、色々な食材を燻製にして食べられると聞いて、みんな楽しみなようです。燻製にすると長期保存できることを伝えました。
〔11月4日の様子〕
簡単スモーカーの主な部品は100円ショップで揃います。
・ボウル(27cm)2個 ・焼き網(30cm)1枚 ・取っ手用金具(〇半で100円程度)
ボウルより焼き網を少し大きくするのがポイント!!(なぜかボウルは27cmと30cmのサイズを売っています)
また、フタがけっこう熱くなるので、あらかじめボウルに穴を開けて取っ手をネジ止めしてあります。
さあ、さっそく4つのグループに分かれて燻製作りにチャレンジです。前回の要領で、サクラやリンゴの枝を細かく折ったり、切ったりしてスモーカーに投入し、下から加熱します。あっという間に煙がモクモクと出てくるので、食材を乗せた焼き網を入れてフタをします。
先生に用意していただいた、ポップコーン、魚肉ソーセージ、チーズ、マシュマロを順番にスモークしていきます。しっかりスモークすると、食材の色が変わります。でも、かなりの高温になるので、チーズやマシュマロなどは、様子を見ながらスモークしないと溶け落ちてしまいます(筆者はこのスモーカーを使って分厚いナマの豚バラ肉をスモークしてみました。30分くらいで火が通り美味しいベーコンができます。)
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