こんにちは林務課のkです。

離山は須坂市豊丘の田畑の中に島のようにある約3ヘクタールの里山です。広葉樹林やカラマツ林や様々な植生のある豊かな山です。山頂からは景観整備をしたことにより長野市方面を一望することができます。

離山自体に竜が存在したと伝わる民話・夫婦竜伝説の物語があり、山頂には200年の歴史をもつ社殿があります。蛇の口と名付けられた竜が岩となったと伝えられる奇岩もあります。

当地区では有志の皆さんが「離山を守る会」を結成し、平成30年度より長野県森林税活用事業を利用して、手作りの公園と里山整備を進められています。

この10月に公園が完成したことから、麓の「わんぱく広場」で開園式が挙行されました。

市長、地域振興局長、関係者の挨拶や豊丘小学校5年生の皆さんからの広場の感想の発表があり、くす玉割りが行われました。どんぐりと自然を大切にする願いのメッセージを入れた袋を風船に結び飛ばした後、合図とともに広場で子供たちが駆け回り、大きな歓声が上がりました。

わんぱく広場には立木などを利用した10種類のフィールドアスレチックが設置され、それぞれに会の皆さんや５年生の皆さんが名付けたプレートもついています。

「須坂市・チャレンジパーク離山」は三つの山登りコースが整備され四季を通して楽しむことができます。市長さんからは
「自身も何度も登ったことがあり、離山のコースは自然がもたらした様々な地形に富んだものとなっており、厳しいところ、優しいところがあり子供たちの判断力を育てるのにふさわしいコースである」
とのお墨付きを頂きました。

ちょっと冒険的でワクワクする須坂市豊丘の離山に、皆様も休日に足を運んでみてください。