松代焼は約200年前に、松代藩の奨励により松代地域を中心に盛んに生産されました。
陶土には鉄分の多い地元の粘土等を使用し、灰、白土、銅など天然素材で調合した釉薬を二重掛けすることで、素朴な造形・風合いと独特な青緑色の光沢を出しているのが特徴です。
伝統的工芸品は国(経済産業大臣)指定と長野県(知事)指定の2種類あり、
松代焼は長野県知事指定の伝統的工芸品21品目の一つになっています。
今回、長野地域の長野県伝統的工芸品である松代焼について、愛用者である坪井局長とY係長にお話を伺いました。
坪井局長「深い青みの色とツヤのある滑らかな触りごこちが気に入っています。あと硬くて割れにくく、電子レンジや食洗機でも使えるのがいいですね。」
Y係長「松代焼といっても白緑がかったものから、青緑、深い青、茶色、黒と作品によって色合いも様々で、またデザイン性のある作品もあり、同じ松代焼でも花瓶・壺などのインテリアになるものから盛り付け皿、お茶碗、湯飲みと日常使いのできるものも多いところが気に入っているよ。」
松代焼は、陶芸体験のできる窯元もあります。
自分だけの作品を作ることもできますので、ぜひお出かけください。
陶芸体験はこちらでもできます。
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