2011.02.08 [ 雑記帳 ]
傷病鳥獣(アオバズク)
傷病鳥獣救護ボランティアという制度があります。
http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/shinrin/04chojyu/01_hina/boranthia.htm
けがをしたり、病気になった野生の鳥や獣の応急手当や保護など、
地方事務所林務課が行う救護活動に御協力いただくボランティアなのですが・・・・・・
先日ファイルを整理していたら(というより探していたら)
懐かしい写真が出てきました。
アオバズクです。
このアオバズクは、街中の床屋さんの窓にツッコミ
頭半分がパンパンに張れ上がり、目も膨らんでいる様な状態でした。
これを、地方事務所で保護し、ボランティアの方にお願いして救護していただきました。
写真は石山さん、この救護を行われてしばらくして御亡くなりになられました。
このアオバズク、保護する時に、私の手に思いっきりかみつきました。
しかも、手を引くのをとっさに我慢した私でしたが・・・・・・
こやつは、そのまま(咬みついたまま)ぶらさがりやがりました。
嘴をパチパチ鳴らして威嚇はするし
結構苦労するかと思いました。
しかし、この写真を御覧ください
流石に飛ばないように紙で包んでありますが
なんか、安心している様に見えませんか?
実際おとなしいんですよ
素直に水やらビタミン剤なんかを飲んでました・・・・・・
相手はアオバズクですが、妙に腹が立ったのを覚えていますww
(まぁ、私は精神が動物並みですわ)
この石山さん、本当に凄い方でした。
その生活も、動物に近い様な方で、色々な逸話を聞かされた記憶が甦ります。
流石にフクロウですから、昼間に放鳥と言う訳にもいかず、
随分と暗くなってから
そっと、木の枝に留めてやりました。
もう数年前の話ですが
この後、放鳥した近辺で、フクロウをよく見かけたそうですから、恐らく生き永らえたのだと思われます。
猛禽類は長命ですから、まだ生きている事でしょう。
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