2022.08.29 [ その他 ]
食品衛生監視員あるある~長野保健所獣医師の場合~
こんにちは。長野保健所 食品・生活衛生課 食品・動物衛生係です。
8月は食品衛生月間でしたが、みなさまはどのような夏を過ごされましたでしょうか。
私たちは、食品衛生監視員※(略して、『食監(しょっかん)』として、食品衛生業務に携わっています。みなさんに身近に感じていただきたく、今回は私たち食品衛生監視員あるある(長野保健所獣医師ver.)を紹介したいと思います。
※食品衛生法に基づいて、事業者に対する監視指導、食中毒の調査等を行う県職員。獣医師や薬剤師などの資格を持つ県職員の中から知事が任命し、保健福祉事務所、食肉衛生検査所等で業務を行っている。
二次汚染が原因で家庭内でも食中毒が発生することがあります。みなさんも、包丁やまな板を使い分けしてみてはいかがでしょうか。
※二次汚染とは、食中毒菌やウイルスで汚染されている手や包丁、まな板等の調理器具で食品に触ることで、もともと食中毒菌に汚染されていなかった食品が汚染されてしまうこと。
加熱不足の肉を食べたことによる食中毒の発生が多くみられます。新鮮だから、いい肉だから生で食べてもOK!は、誤解です。食中毒を防ぐためには、生肉や加熱が不十分な肉の料理は食べないことが重要です。
また、肉や脂をつなぎ合わせた結着肉や挽肉、筋切りした肉、タレ等に漬け込んだ肉、牛や豚、鶏のレバーなどの内臓は、内部まで十分に加熱してから食べましょう。目安は、肉の内部の温度が75度で1分間以上加熱することです。
例えば、ハンバーグなら、竹串を刺してみて、肉汁が透明になり、中の赤身がなくなった状態になれば、加熱は十分です。
ちなみに、長野保健所では、1頭でも多くの犬猫が幸せになるよう、最後までかわいがって適正に飼っていただける方に譲渡を行っています。
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