長野保健福祉事務所のヤマキチです。日本二百名山のひとつ、信州百名山のひとつ戸隠山に登りました。戸隠山と言えば、やはり断崖絶壁の蟻の塔渡りを越えて登るということで、ちょっと大変ですが、この季節は岩場が花で飾られますので、花に感動したり癒されたりと楽しみも増えます。信州山のグレーディングでは、体力度は日帰り可能な「3」、登山道の技術的難易度は岩場やくさり場を安定して通過できる技術が必要な「D」となっています。
この日は、少し雲が多く、行きの車中からは戸隠山の姿を見ることができず、気合を入れ損ねましたが、とりあえず奥社参道入口から登山をスタートします。隋神門を越え、奥社に到着、参拝し、登山届を提出して、あらためて気合を入れ、登山道に入っていきます。
(朝日が漏れる隋神門)
(登山道入り口)
登山口から紙垂をくぐると、やはり聖域に入っていくんだという気持ちが強くなります。いきなりジグザグの急登が始まり、高度を上げていくと、倒れてきそうな戸隠山の絶壁が見え、五十間長屋と百軒長屋の間に到着します。休憩適地ですので、一休します。
(急登の途中から見える戸隠山の絶壁)
(右側の五十間長屋、行き止まりです。)
(オーバーハングした百軒長屋、登山道はこちらを進みます。)
百軒長屋を過ぎると、岩場、クサリ場が連続して出てきます。先行の登山者との距離を適度に保ちながら、次々と岩場を登っていきます。自分なりに結構楽しんで登ることができ、もしかしたら、この岩場、クサリ場で岩登りにハマってしまう方もいるかもと思いました。また、高山植物は花期を迎え、周囲の岩場に花を添えており、急峻ではありますが華やかな岩場にとても癒されます。
(岩場のお花畑、黄、白、ピンクの花が咲いています。)
(洞穴、祠のある西窟、今回はパスしました。)
(ヒメシャジン)
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504