農地整備課新人職員HYです。
先輩職員TKさんに同行して初めて農地整備の現場を視察したことをレポートさせていただきます。
向かった現場は長野市篠ノ井有旅地先、茶臼山付近にある地すべり防止区域「犬石地区」内にある現場です。
令和2年度7月豪雨にて地すべりが発生し、市道が崩落する被害を受けました。
崩落の下方には桃畑や農業用水を供給するため池があり、ため池への排水路も損傷してしまいました。
地すべり直後上空からドローンにて撮影
地すべり直後の現場にて撮影
桃畑やため池の保護、さらなる崩落の危険性も考慮し、迅速な対応が必要と判断され、応急工事が行われています。
この日は、地すべり箇所の地下水を人為的に排除することで、更なる変状の危険性を低下させるための、「横孔ボーリング」という作業と損傷した排水路の復旧作業の状況を確認しました。
「チェックボーリング」という作業を実施し、崩落した箇所の土質やすべり面を調査し、より効果が期待できるように検討し、横孔ボーリング工事を施工します。
崩落現場脇にある排水路復旧工事も確認。
初めて目の当たりにする地すべり現場にあらためて自然災害の危険を感じました。
そんな中でも様々な工具や重機を使って手際よく作業する現場の人たちがとても輝いて見えました。
私も農地整備課の一員として、しっかりと農地の安全を確保して、農業の活性化につなげるとともに地域の人々が安心して暮らせる環境づくりにつなげていけるようにがんばります!
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