2020.12.04 [ 長野地域の【観光】長野地域の【暮らし】長野地域振興局 ]
元気づくり支援金を活用して、魅力ある地域づくりに貢献した事業を表彰しました
こんにちは。企画振興課のビックマウスです。
長野県では、「地域発 元気づくり支援金」の活用を通じて、市町村や公共的団体等が地域住民のみなさんと手を携えて、自らの知恵と工夫により行う自主的・主体的な地域づくりを応援しています。
長野地域では、令和元年度に市町村を含む59の団体の皆様が、それぞれ工夫を凝らし、様々な分野からなる67事業で元気づくり支援金を活用されました。
去る、12月1日(火)、その中で特に地域づくりに貢献したと認められるモデル的な事業を行った団体の皆様に対し、表彰をさせていただきました。
表彰させていただいたのは、『白鳥園協働の公園づくり実行委員会』様と『信州須坂紙芝居のさとプロジェクト』様です。
『白鳥園協働の公園づくり実行委員会』様には、地域振興局長表彰を『信州須坂紙芝居のさとプロジェクト』様には、県下で10事業のみ選定される知事表彰をお送りしました。
さらに、『信州須坂紙芝居のさとプロジェクト』様は令和元年度全県で実施された517事業の中から、魅力ある地域づくりに特に貢献したと認められる事業に対し特別に送られる「地域発 元気づくり大賞」にも選ばれました。
表彰式は、新型コロナウイルス感染予防対策として、検温や手指消毒のほか、団体毎入れ替えて行いました。
表彰式では、表彰状の授与を行ったほか、事業実施にあたり工夫した点や苦労した点などについて、長野地域振興局長と懇談を行いました。
『信州須坂紙芝居のさとプロジェクト』様が行った「懐かしくて新しい「紙芝居のさとづくり」は、須坂市出身で、街頭紙芝居最後の絵元である塩崎源一郎氏の作品の700枚ものレプリカを、地域の方と大学生が協働し「使える文化財」として復活させるとともに、シニア世代を街頭紙芝居の演じ手として育成し、シニア世代の新たな生きがいとなったほか、紙芝居を通じて地元の子ども達との世代間交流が生まれるなど、信州須坂の紙芝居文化の醸成が図られた点が高く評価されました。
また、大人にとっては懐かしく、子どもたちには新しい「紙芝居」という地域素材を見つけ出した着眼点や、須坂市出身の街頭紙芝居最後の絵元・故塩崎源一郎という地域の人物に光を当てて文化を復活させようとしている地域性があったことなどから、「地域発 元気づくり大賞」にも選ばれました。
一方、『白鳥園協働の公園づくり実行委員会』様が行った「白鳥園協働の公園づくりプロジェクト」は、千曲市の都市公園である白鳥園をフィールドに、地域住民を巻き込んだ様々なイベント・取組の実施を通じて、地域住民に愛される白鳥園の形成に寄与するとともに、都市公園の適切な維持管理に関わる官民連携の先進的な取組となった点が高く評価されました。
今後、詳しい事業内容等については、ホームページで公表することとしていますので、事業の着眼点や工夫した点などを、元気づくり支援金活用の参考としていただければ幸いです。
企画振興課では、「元気づくり支援金を活用したいけど、どうすればいいの?」とか、「こういうことに使いたいけど、元気づくり支援金が使えるの?」といった元気づくり支援金の活用に向けたご相談を随時受け付けております。お電話等でお気軽にご相談ください。
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