2015.10.05 [ 子ども・若者長野地域の【暮らし】 ]
長野門前大学6時間目は、「日本茶学」
お茶の産地としては、日本は世界で9番目、飲む回数の多い国としては、インド、中国についで 3番目。しかし、一人当たりのお茶を飲む量は、イラク、アイルランド、リビア、イギリス、クェート、トルコ…と続き、日本は20番目というのには驚きました。
お茶(緑茶)の科学成分についても教えていただきました。抗酸化作用・抗菌作用などのあるカテキン、覚醒作用などのあるカフェイン、リラックス効果等がある、うまみ成分のアミノ酸、カテキンを含むため、お湯で淹れても分解されずに摂取できるビタミンC など、緑茶には、からだに良い成分が多く含まれていることがわかりました。
次は、いよいよ美味しいお茶の淹れ方の実践です。「玉露」と「上煎茶」の2種類のお茶が用意されています。
★「玉露」は、常温の水で3分、急須で抽出した後、茶碗に淹れていきます。常温で抽出することで、アミノ酸のテアニンによるうまみがでます。
水で抽出した玉露をひと口含んで思わず、「なんかだしっぽい!」 。うまみ成分がいっぱい出ているお茶の以外な味に皆、びっくりしました。一煎目、二煎目と、味と香りの変化を楽しんで飲んでいきました。
★「上煎茶」は、80度に冷ましたお湯で1分。茶碗に注ぐことで少し冷めたお湯を、急須に戻し入れ抽出します。ほんのひと手間かけることが、美味しく淹れるコツのようです。
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