2010.03.23 [ ジビエいろいろ ]
メス来ました
解体にも様々な御作法があるのですが・・・・・・・
解体の仕方によって色々と使う道具も変わってきます。
まぁ、私が行う程度(サンプル採取)であれば、それほど本格的な刃物は必要無いのですが
頭蓋骨から下顎骨を外すとか
内臓の内容物から食性を調べたりとか
etc. etc. …
ちょっと細かい作業が必要になります。
私は、剥皮や関節を外す用途は、一般的なフォールディングナイフ使用します。
(山中での作業が多いので、移動時の携帯性や安全性を考えてのこのとです)
で、この先の細かい作業では、もっと鋭利で取り回しのいい刃物を使いたいと思っていました。
実はカッターナイフが、意外に使いやすいのですが、刃に油がひいてあったり錆やすかったりと、ジビエに係わる面での使用にはちょっと向きません。
(ただ解体するだけでしたら、かなり重宝しますし、錆び難いステンレス刃もあります)
で、これ↓を入手しました。
左側のビニール袋チャック付きは、採取したサンプルを入れる袋です。
歯や骨は意外に鋭利なので、それなりに厚手で耐久性の高い物が必要です。
メモが書きやすいのも重要な条件です。
で、このメスですが
切れます
試しに有機体(ミミガー)を切ってみたのですが、なかなかの切れ味
お医者さんごっこWildlife Management の為の様々な調査に活躍する事でしょう。
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