長野保健福祉事務所のヤマキチです。今年は季節の進み方が速いので、例年よりちょっと早めに妙徳山に登りその帰りに山新田の「馬場の藤棚」を見て…というか藤棚を見るついでに山に登りました。春は「ついで」という楽しみがあり、時々どっちが主目的かわからなくなります。
長野市若穂綿内から山新田へ車を走らせ、つづら折りの道で山新田の最上部まで行きます。そこから須坂市に抜ける林道に入り、馬越峠に車を停め、登山のスタートです。いきなりロープが出て、急な尾根を直登する登山道を進みます。急登ですので、つい足元ばかり見てしまいがちですが、周りの新緑や花を見るよう心がけます。
(咲き始めたツツジ)
(新緑がまぶしい)
急登に苦しめられ、そろそろ休憩をと思っていると、三峰権現に到着します。早速休憩し、水分を補給します。
(休憩適地の三峰権現の祠)
一休後、頂上へ向かって出発します。斜度は緩みますが、まだまだ急登です。樹林帯の登山道で視界はあり良くないですが、時折木々をとおしてグライダーが飛行しているのが見えます。エンジンがないため静かに飛行しており、風を切るツㇽㇽーーという音のみが聞こえます。
(エンレイソウ)
(逆光のシダ)
頂上に近づくとカタクリが多く見られるようになります。花期ではないためなのか、花を咲かせているのは数株のみです。
(カタクリ)
そして標高1294mの妙徳山の山頂(北峰)に到着します。山頂には、地元小中学校の登山記念のプレートや標柱が沢山あります。視界はあまりなく、少し北東の尾根を下り北方向を眺めます。
(妙徳山山頂)
(北方向、手前から臥竜山と坂田山、山腹が削られた雁田山、遠く高社山まで見渡せます。)
妙徳山は双耳峰ですので、すぐ隣の南峰へ移動します。北峰より広めで明るい感じの南峰も視界は限られています。そのわずかな隙間から、ちょうどエムウェーブの屋根が太陽の光を反射させているのが見えます。
(南峰、こちらにも登山記念の標柱が何本かあります。)
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