環境課のTM86です。
立春を過ぎたというのに、春の足音はなかなか聞こえてきませんね…。
2月5日はこの冬一番ともいえる、強烈な寒波が日本列島をすっぽりと覆いました。首都圏でも氷点下の朝となり、長野市の朝の気温はマイナス6℃!外に出した洗濯物が、あっという間に凍りついちゃったんですよ…とは、長野市在住のKさん談です。
そしてこの極寒の中、野尻湖の採水に行って来ました。
野尻湖は別名を芙蓉湖とも呼ばれる県内最大の貯水量を誇る天然湖で、ご存じのとおり周囲の山々とともに優れた自然景観を形成しています。
しかし、富栄養化の進行により、昭和63年には淡水赤潮が発生するなど、水質の悪化が問題となりました。このため野尻湖の水質保全の一環として、水質を調べるために毎月湖上に船を出して採水を行っています。
ご覧ください!この、まるで映画のロケのような風景を!
2月5日の野尻湖はこんな感じでした。
1月15日はこんなに晴れていたのに トホホ…(*_*)
身を切るような寒さの中、船は湖心を目指します。
1月15日は妙高山がきれいに見えました。
この差はいったい何なの!?
船上の気温はマイナス5℃です。水温は3.1℃です。
温度計の目盛りに注目! 見えますか?
溶存酸素を調べるためのガラス容器が凍ってしまい、長野保健福祉事務所のMさんがカイロで温めて(それも素手で)やっと栓をはずすことができました。あなたは本当にエライ。私はがまんできず手袋をしております。
このように毎月採水を行い、データ化することによって野尻湖の水質改善に役立てています。
3月は、良いお天気になりますように。
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