ほっと9(ナイン)ながの 長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山の冬)

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長野地域に住もう!(移住・二地域居住のすゝめ Part1)長野市編

逆に残念なのが信州新町のサフォーク(※)ですね。ほとんど東京に行ってしまっている。

私、こちらのおいしいお店とかかなり知っていますよ~。なんでも聞いてください!

※顔と四肢が黒い羊の肉(サフォーク種)

ーー長野県に比べて東京には食べ物のおいしい店がたくさんあるイメージがあります。

おいしい店に出会う確率が違うと思います。あくまで私の経験ですが、東京では10軒行ったらうまい店が2~3軒。長野は10軒中9軒はおいしい。まず、水と野菜がおいしい。

わかりやすいのがチェーン店。私も全国色々なチェーン店に行ったことがあるのですが、長野県が一番おいしかった。一軒そんな店があったのですが、立地のせいなのか営業時間のせいなのか、閉店して無くなってしまって、本当に悔しかった。私が経営しようかと調べました(笑)。

また、ある時、長野市内の他のお店でデザートにリンゴが出てきて、そのリンゴがすべてボケ※ていたことがあって、文句言おうかなと思ったら、別の席に座っていた子どもが「こんなのリンゴじゃない!」と言っていて、地元の子どもは味がわかるのだと拍手喝采もので感動しました。

私の知っている東京では、リンゴはすべてボケたものが出てくる。シャリシャリしたおいしい食べごろのものを、まだ熟していないとか、蜜がのったものを腐っていると勘違いする人もいました。

大きな飲食店を経営している知り合いに、長野の無農薬の有機栽培のリンゴたった1つを持って行ったら、「何ですかこれは。国宝級ですね!」と半端ない感想が返ってきました。その方は石垣島に移住されて、石垣島で有名な糖度の高いカボチャを私に送ってくれて、非常においしかったのでお礼の電話をしたら、その方が「あのリンゴに匹敵するものをまだ送れていない」とうれしいことを言われました。

※ボケ(りんごの水分がなくなりぼそぼそした感じになる)

ーー果物は好きですか?今長野地域で果物を推進しているんです。

長野に来て大好きになりました。ただ県外ではなかなか食べられないので県外でも食べられる生産量になることを楽しみにしています。

ーー二地域居住で困っていることや、二地域居住をやめようと思ったことはありますか?

困っていること?ほとんどないです。だいぶ慣れました(笑)。

二地域居住をやめようと思ったことは1度もないです。逆に長野県にすべて拠点を移そうかと考え中です。二地域居住で一番困るのは「ごみ出し」だと思います。そのため週末だけ移住というのはなかなか難しいです。

ーー長野県に来て、驚いたローカルルールやカルチャーショックはありましたか。

鳩が太っている事です(笑)、あんなに太った鳩は今まで見たことがないです。あと、長野の人は信号を守ること。自分の住んでいる場所の標高が言えること。山を見て方角がわかること。海への執着が強いこと、ですかね。

ーー最後に、二地域居住を目指す方へのアドバイスをお願いします。

皆さんに声を大にして伝えたいのは、「人生の長い時間を過ごすには、環境の良いところに住むことが一番大事」だということ。人は、水と空気と食べ物でできているので、材料が良くないもので料理を作りたいとは誰しも思わない。特に農産物直売所には通ってほしいです。冬場は大根とか白菜とか並ぶものは多くはないですが、それが、春になってフキノトウなど山菜が並ぶ喜び。季節が動くこと、四季を食で体感できるのは長野県。人間に戻れますよ(笑)。ちょっと車で動けば温泉もあるし焚火もできるところがあり、人間らしい生活ができる。

「本来の人間らしい暮らしをしてみませんか?どこでもできる仕事であれば、長野県に住みましょう。」と言いたいです。

 

ーー山田さんありがとうございました!

 

次回は小川村へ移住された桑原さんへのインタビューの予定です。

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