こんにちは、農政課のOです。
長野県の北部に位置する「ながの地域」は恵まれた気象・立地条件から、りんご、ぶどう、ももなどの「くだもの」の栽培が盛んで、県内の生産量の約4割を占める有数の産地です。
長野県長野地域振興局では、この「くだもの」を活用した地域振興を図るため、「ながの果物語り(ながのくだものがたり)で魅力ある地域づくりを目指す」をテーマに様々な地域活性化の取組みを行っています。
例年ならば6月下旬頃から、「ながの地域」で栽培・収穫される果物の先頭をきって「あんず」の出荷が始まりますが、今年は比較的暖かな日が続いたことから、少し早く出荷が始まり、スーパーや八百屋さんなどの店頭に並んでいます。
ながの地域の「あんず」の産地といえば、やはり千曲市の「森のあんず」がイメージされますが、お隣の長野市松代地区でも、「ながの地域」にあんずを広めた地域※1として、地域の皆さんが頑張って様々な活動を行っています。
※1 第三代松代藩主「真田幸道」に、伊予宇和島藩、伊達宗利の娘「豊姫」が嫁いだ際、故郷をしのぶ品として、あんずの種を持参したことが始まりと言われています。
この度、松代の「あんず」をPRする活動の一環として、「あんずの収穫&シロップ漬け体験」が催されましたので、参加してきました。
たいていの調理をこなしたことがある筆者ですが、シロップ漬けは初めてでしたので、大きな期待と不安を抱いての参加となりました。
当日は午前中から雨模様で天気の回復を祈っていましたが、残念ながら収穫体験は中止となり、シロップ漬けのみとなりました。
14時に松代公民館に集合して、シロップ漬け体験が始まりました。
最初に、主催者である「エコール・ド・まつしろ倶楽部 郷土食専科」の皆さまから、松代のあんずなどについてご案内いただき、始まりました。
余談ですが、講師の皆さんの年齢を聞いてビックリ!とてもお若く見えました。
若さの秘訣は「あんず」にあり!?
最初に、シロップ漬けと聞いてイメージした調理方法は、「あんず」をシロップ液で煮て作るのかな?と思っていましたが、実際に体験してみるととても簡単でした。
レシピはこちら。
※蓋つきの800ccのガラス瓶3~4本分
○用意するもの
1 あんず約1㎏
2 砂糖 1㎏
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