2016.08.24 [ 林業総合センター ]
特用林産の幅の広さを学ぶ~森林・林業セミナー~
研修ではきのこに加えて、山菜や竹、クリなど多岐にわたる特用林産物についても学びました。さらに、3日間という日程を活かして、炭焼きの全工程を体験しました。
上の写真に見えている炭窯はドラム缶を活用したものです。
炭焼きは、その日の天候や材料の状態により工程が大きく変わります。作業を始めてみると、教科書どおりに事が進むというわけには行きません。
今年度の実習では、窯に木材を詰めるところから、炭を取り出すところまでの一連の流れを考えて研修を組み立てましたが、自然相手の炭焼きだけに、なかなか言うことを聞いてくれません。担当講師が研修の時間割と炭の様子をにらみながら、絶妙な調整をして、なんとか窯から炭を取り出すことまで体験することできました。
上の写真は、炭窯の口を開けたばかりの状態ですが、ここから中に入っていた炭を取り出します。
でき上がった炭を計量するとともに、仕上がった炭を下の写真のように観察しましたが、研修の時間に合わせて、比較的短時間で炭焼き作業を行ったことが影響して、うまく炭にならなかったところもありました。
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