2018.06.19 [ その他【情報発信】信州「森に通う道」樹木巨樹・古木 ]
【信州「森に通う道」シリーズ】長野県内1位の巨木 ~月瀬の大スギ~(下伊那郡根羽村)
「巨樹・古木」好きの森林政策課のCです。
先ごろ下伊那郡の根羽村へ行く機会があり、少し時間があったので「そうだ、あの大木に久しぶりに会いに行こう」と思い立ち、村のシンボルの1つともいえる「月瀬(つきぜ)の大スギ」を訪ねました。
長野県の最南端に位置する根羽村は、県内でも有数のスギの産地で、「根羽すぎ」ブランドによる林業振興に取り組むなど、全国的にも知られる林業立村。そんな根羽村内の国道を西へ走っていくと、愛知県との県境にほど近い集落に、スギの親分、長野県で最も太い木「月瀬の大杉」があります。
今から20年程前、根羽村経由で愛知県方面へ出かけた時に、その姿を一目見たくて訪ねたことがありました。久々の訪問となった今回、当時とは異なって駐車場や遊歩道、トイレ等が整備されていることに気づきました。大スギを訪れる人のために平成27年、「月瀬の大杉公園」として整備されたもの。駐車場から歩く距離は少しですが、微妙に縦揺れする吊り橋を渡らねばならず、「神の木」に近づくための儀式のようです。
はい。着きました。
20年前と変わらぬお姿。こっちは歳とったのに、大スギの方は樹齢1,800年のうちのたかだか20年。何事にも動じないといった重厚な風格があります。
しかしデカい。なんでしょう、巨大な岩石のようです。
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