長野県林業総合センター指導部です。
夏休みの恒例行事として、県内各地の高校から希望者を募って毎年実施している高校生林業体験研修、今年は8月1日から3日に行いました。
森林関係の学科に通っている人だけでなく、普通科を含めた生徒が集まる研修として人気があり、今年も普通科2校を含む8校から28名の生徒が参加しました。
林業総合センターでは、各部の職員が趣向を凝らして、様々な研修メニューを用意しました。
初日の研修は研究を行っている部が担当しました。
まず育林部では、木を殖やす技術として、挿し木を実践してもらいました。
農業や森林などを学ぶ生徒でも、実際に植物を殖やしたことがある生徒は多くないようで、上の写真のように水を張ったバットの中で挿し穂を作るなど、皆さん必死で作業していました。
木材部では、木材の特性を知ってもらうために、様々なクイズを用意して、写真のように正解を実際に見てもらえるように工夫していました。
かなり高度な内容も含まれていましたが、生徒たちの学びにはとても良かった様子で、印象に残った生徒も多かったようです。
このほか、特産部では「きのこ栽培について学ぶ」として、きのこ栽培の実際を見てもらいました。
二日目は、実際に林業を体験してもらうことを目的として、チェーンソーの操作実習と森林の測定実習を行いました。
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