こんにちは 木曽保健福祉事務所のNです。
木曽の郷土料理をつくり、食生活について考える「高校生の食支援講座」を、10月26日に蘇南高校で開催しました。
当所では、健康づくりにつながる食習慣の普及や食文化の伝承をテーマにしたお出かけ講座を開催しています。
蘇南高校では2年生を対象とした家庭科の選択授業で取り上げていただき、食育ボランティアである「食生活改善推進員(食改さん)」にご指導をお願いしました。
校舎に入るとまず目につくのが昇降口の展示
古典柄からポップな柄まで色とりどりの「なぎそねこ」が並んでいます。
制作したのは経営ビジネス系列科2年生。南木曽町ねこ制作組合のご指導をいただいたそうですが、見事な出来栄えです。
「なぎそねこ」は南木曽町に伝わる防寒着で、半纏の前と袖がなく背中部分だけのものです。
背中ポカポカ、袖がないので動きもラクラクです。
腰まで暖かいのでNも「ねこしょって」愛用しています(=^・^=)
南木曽町には木曽を代表する観光地である妻籠宿があり、国内外から多くのお客様が訪れていますが、「なぎそねこ」はお土産にもおススメしますお土産屋さんには、お子さん用から大人用までサイズが揃っていますので、ぜひ手に取ってみてくださいね
生徒さんの作品に圧倒された後、調理室へ移動します
つくった郷土料理は、
「けんちん汁、じゃがいものころ煮、ぜんまいの白あえ」です。
レシピはこちら→レシピ(4人分)
けんちん汁
年取りやお正月につくります。
南木曽町田立地区では、11月18日のお寺の法要に欠かせない汁物で、みんなで野菜を持ち寄って作りました。
じゃがいものころ煮
本来は、南木曽町の蘭(あららぎ)地域でとれる在来種の小いもを使います。身が固く煮崩れしにくい特徴があるいもです。
手に入りにくいときはメークインを使います。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583