是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

是より木曽路

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木曽川源流~鉢盛山登山へ~

木曽川の源流に行ってきました。
正確には、『木曽川源流』の碑のあるところですicon10

この先に、源流の先っちょがあるのでしょうが、残念ながら今回は、そこへの訪問はしませんでした。

『木曽川源流』の標柱は、昭和62年7月26日「木曽三川治水百周年記念事業」として、木曽川が流れ始めるワサビ沢のこの地に建立されました。

長い間、厳しい風雪に耐えてきましたが、文字の判読が困難になり、味噌川ダムの竣工から10周年を迎えた平成18年8月28日に同じ場所に再建されました。

当初の除幕式において、時の村長が「母なる木曽川の恩恵は大きい。今後も下流域に与える影響は計り知れないものがある。みんなで木曽川を守っていきたい」と、述べられたそうです。

『母なる川ここに生まるる』と、横には書かれています。

木曽川源流の碑を後にし、『鉢盛山』登山をしました。

鉢盛山(はちもりやま)は、長野県西部の松本地域と木曽地域との境界にある標高2,446mの山です。
松本市、朝日村、木祖村にまたがる木曽川の源流部の山です。(信濃川水系の支流(奈良井川)の源流部でもあります。)
松本盆地南西部の山形村や、朝日村の住民にとってはシンボル的な存在となっていて、鉢に盛り付けをしたような丸いどっしりとした山容です。

そのため、延々ときつい上り坂が続きます。

約2時間ほどで頂上に着くことができました。

頂上には4つの祠があり、それぞれの祠が、木祖村、朝日村、波田町(現・松本市)、奈川村(現・松本市)を向いています。

右上の祠が木祖村を向いています。

頂上からの眺めは余り良くなく、休む場所もあまりありません。

少し進んだところに電波の反射板が設置されいる所があり、そこは開けているので、お昼を食べたり休んだりするには良いところです。

  

【注意事項】
木曽川源流の碑・鉢盛山登山は、味噌川ダムの奥にある、この門を開けて入らなければなりません。

中部森林管理局 木曽森林管理署の許可が必要です。


『鉢盛山』からの眺めは、当日曇っていたため、あまり良くありませんでした
御嶽山も、ずっと雲icon02を被ったまま・・

遠くの諏訪湖も、霞んでいました。
きっと晴れ渡った日に観れば、すばらしく綺麗でしょうね。

鉢盛山を登る時には、誰も気づきませんでしたが、下山時に、変な樹があることに気付きました。
登りがきつくて、みんな下を向いていたので、気が付かなかったんですね。

これは確かに樹ですが、根っこです。大木が倒れて、根が出てきたんです。
大きな樹の2本分の根っこでした。

のぼり約2時間。くだり約1時間のややハイペースな行程でしたので、下山時には足が棒になっている者が多数いましたicon10

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