2011.11.25 [ 自然・名水・秘境 ]
木曽川源流~鉢盛山登山へ~
木曽川の源流に行ってきました。
正確には、『木曽川源流』の碑のあるところです
この先に、源流の先っちょがあるのでしょうが、残念ながら今回は、そこへの訪問はしませんでした。
『木曽川源流』の標柱は、昭和62年7月26日「木曽三川治水百周年記念事業」として、木曽川が流れ始めるワサビ沢のこの地に建立されました。
長い間、厳しい風雪に耐えてきましたが、文字の判読が困難になり、味噌川ダムの竣工から10周年を迎えた平成18年8月28日に同じ場所に再建されました。
当初の除幕式において、時の村長が「母なる木曽川の恩恵は大きい。今後も下流域に与える影響は計り知れないものがある。みんなで木曽川を守っていきたい」と、述べられたそうです。
『母なる川ここに生まるる』と、横には書かれています。
木曽川源流の碑を後にし、『鉢盛山』登山をしました。
鉢盛山(はちもりやま)は、長野県西部の松本地域と木曽地域との境界にある標高2,446mの山です。
松本市、朝日村、木祖村にまたがる木曽川の源流部の山です。(信濃川水系の支流(奈良井川)の源流部でもあります。)
松本盆地南西部の山形村や、朝日村の住民にとってはシンボル的な存在となっていて、鉢に盛り付けをしたような丸いどっしりとした山容です。
そのため、延々ときつい上り坂が続きます。
約2時間ほどで頂上に着くことができました。
頂上には4つの祠があり、それぞれの祠が、木祖村、朝日村、波田町(現・松本市)、奈川村(現・松本市)を向いています。
右上の祠が木祖村を向いています。
頂上からの眺めは余り良くなく、休む場所もあまりありません。
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