2013.04.12 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
別所線途中下車の旅 三好町駅~城下駅 ラーメン、餃子に酒、湖
上小地方事務所のY夫です。
別所線の駅周辺を紹介するシリーズです。
前回までのブログ→ 下之郷駅 中塩田駅 塩田町駅 中野駅 舞田駅 八木沢駅 別所温泉駅(1) (2) (3) 大学前駅 神畑駅 寺下駅 上田原駅 赤坂上駅
別所温泉途中下車の旅は今回で最終回ということで、三好町駅から城下駅にかけての周辺を紹介します。上田駅の紹介はやっていませんが、この周辺はたくさんありすぎるので、いろいろなシリーズで少しずつ紹介します。
まず、上田橋の城下駅寄りのたもとにある中華料理屋「勝福」。各種ラーメンや丼物、炒め物などを出してくれる、ご家族でやっていらっしゃるお店です。
ここのラーメンは、基本の中華そばです。鶏がらと醤油味のあっさりスープ。ここのいいのは、細めの麺。切り幅も細めですが、のしがもっと薄いんです。茹で時間は1分ないでしょうね。大きな中華なべで茹でています。最近の店は麺をふりざる(別名てぼ 本来は湯きりのための縦長のざる)に入れて茹でているところが多いですが、麺を均等においしく茹でるためには、大きな鍋で泳がせた方がいいと思います。蕎麦をそんなので茹でてる店があったら絶対行かないですよね。と愚痴を言って字数がのしてしまいましたが、ここのは、麺もそんな細いのがあっさりスープとうまく合ってとてもおいしくいただけます。
この店は、表の看板に「手作り餃子の店」とあるように餃子がウリです。焼き餃子と揚げ餃子があって、この日は焼き餃子。野菜が細かく刻まれています。皮も手作りですね、きっと。
次は、勝福亭の道を挟んで向かいにある「田玉酒店」。「上田利酒師五人衆」のお店の一つです(五人衆についてはこちらのブログでどうぞ)。
ブログで、五人衆と蔵元の沓掛酒造がコラボして造った酒「互」についてご紹介しましたが、この日は、その「互」の1升瓶を購入。自分で呑むんじゃありませんよ、お土産です。720mlではとても足りない人へのもの。この酒は、酒が生まれたエピソードを話しながら「どうぞ」と差し上げると喜ばれます。
ほかにも、もちろん地元を初めおいしい日本酒があります。「こんなのがいいですよ」と薦めてもくれます。
次は、三好町駅を南に行って、六か村堰沿いの道との交差点横にある「ボンデール」。イタリアンレストランです。ここは、ピザもパスタもおいしいです。前は、時々行きました。特にピザは大きくて、いつも満足していた記憶があります。と過去形で書いているのは、今は休業しているのです。市道の改良のため、工事にかかるお店だったので、数年前から休み。店のホームページでは、工事が終わったら再開するということです。もうすぐ道路改良も終わりそうなので、早い再開を心待ちにしています。
そこから、東にもう少し行って、県道186号線に入り、南に向かって須川湖まで行ってみましょう。県道に入ってすぐのところには金窓寺。曹洞宗のお寺です。逆光の中でお寺を見ると、金色かと。それが名前の由来ではありえないですけれど。
そこから、坂を上がっていくと、「上田悠生寮」という障害者支援施設の横にあるのがタタラ古墳です。6~7世紀に作られた円墳で、裏側には石室が見えます。市の指定記念物(史跡)になっています。
そこからさらに登っていくと「須川湖」があります。もともとは小さな沼を江戸時代にため池に改修したのだそうです。30~40年くらい前まではスケートリンクとして利用されたとか。ちょっと暗い写真になってしまいました。もっといい写真をご覧になりたい方は「上田のロケ地を訪ねて~須川湖~」のブログをどうぞ。この先の道路沿いには「小牧城跡登山口」という案内標識があり、小牧山に造られたお城の跡地に歩いて行けるようです。
最後に駅の紹介。
三好町駅は、1面1線のホームで、開業当初から無人駅だったそうです。上田から青木に向かう国道143号線に近く、近所には金融機関や保育園などがあります。
城下駅は、別所線の駅では唯一2面2線のホームを持ちます。開業当初の大正10年(1921年)はこちらが「三好町駅」の名前でした。千曲川にかかる鉄橋がなかったため、この駅が青木村方面の起点でした。今の三好町駅は「三好町駅三丁目」という名前でしたが、6年後に二つとも現在の名前に改称しました。
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三好町駅
住所:上田市御所
地図:
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