じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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別所線途中下車の旅5 舞田駅周辺 丸窓電車と田空(?)博物館

上小地方事務所のY夫です。

別所線途中下車の旅シリーズの第5回は、舞田駅周辺です。
前回までのブログ→ 下之郷駅 中塩田駅 塩田町駅 中野駅

別所温泉に近くなってくると、西側の山も大きくなってきます。最初の写真の左は「女神岳」と「夫神岳(おがみだけ)」です。また、右の写真は、舞田駅から北側にある「子檀嶺岳(こまゆみだけ)」です(こちらのブログをどうぞ)。こちらも大きく見えます。

 舞田駅は、田んぼの中。北側を少し行けば住宅がありますが、南側は、独鈷山の裾まできれいに区画整理された水田が広がっています。駅は、昔から無人駅で、ホームの上に小さな待合室が建っています。田んぼの中にぽつんと立っている駅ということで、なにか郷愁にかられるような感じ。昭和60年(1985年)に公開された「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」(樋口可南子がお相手)の冒頭のシーンに出てきます。また、ハンバーグのCMにも使われたとか。

駅を独鈷山に向かって南に行くと、さくら国際高校があります。昨年、上田電鉄から丸窓電車を譲り受け、校庭に展示しています。今年、生徒さんや地域の方々で修復をしました(こちらのブログをどうぞ)。写真は、左が修復後、右が修復以前のものです。

中もきれいになりました。高校に申し込めば、中を見せていただけます。

この高校の校舎は、西塩田小学校という、今は他の学校と合併した小学校の木造校舎を活用しています。建てられてから百年以上もたつ建物です。
電車と木造校舎。貴重な文化財を是非後世に残していっていただきたいものです。

高校のすぐ横には、塩田の里交流館 とっこ館があります。ここは、上田市が整備した施設で、地元の方々が指定管理者となって運営しています。

隣には、「舌喰池(したくいいけ)」という大きなため池があり、春には地域の方々が植えた芝ザクラがきれいです(こちらのブログをどうぞ)。「舌喰」という珍しい名前の由来はこちら

塩田や川西(上田市の西部、青木村との境に近い地区)、青木村は、美しい田園風景があり、また、古くから培われた伝統や文化があります。そうした地域全体を「屋根のない博物館」として紹介しようという構想が「田園空間博物館」です。とっこ館は、その交流のための施設で、塩田平のため池などの紹介や、各種展示のためのスペース、研修や会議に使える部屋などの施設があり、これを活用して、自然観察や料理教室、年との交流などいろいろな活動をしています。


中野駅
住所:上田市舞田

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