じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

別所線途中下車の旅3 塩田町駅周辺

上小地方事務所のY夫です。

別所線途中下車の旅シリーズの第3回は、塩田町駅周辺です。
前回までのブログ→ 下之郷駅 中塩田駅

中塩田駅から塩田町駅までは、下之郷-中塩田とは打って変わって、住宅地の中を走ります。軒先をかすめるように通るところもあります。

塩田町の駅は、別所線でおいでになった方にとっては、「信州の鎌倉」塩田平を観光で巡る拠点です。シャトルバスも発着しますが、歩いて回る方もいらっしゃいます。駅から南に向かい、「無言館」→「山王山公園」(写真はありません)→「信濃デッサン館」→「前山寺」→「龍光院」→「塩田の館」→「中禅寺」と、これまでブログで紹介した観光名所を回ると、施設を見る時間を除けば2時間くらいはかかるでしょうか。




塩田町駅は、塩田平の真ん中辺にあり、市役所の支所(自治センター)や塩田中学が近くにあります。乗降客も塩田では比較的多く、20年ほど前までは駅員もいました。したがって駅舎も、形は異なりますが中塩田駅のような建物でした。今は解体されて、ホームにベンチが設置され、屋根で覆われている無人駅です。

とんかつのおいしいお店


駅から歩いて2~3分のところにあるのが、とんかつのおいしいお店六文銭。上田で3本指に入るとブログで評されているのを見たことがあります。30年以上前からあるお店で、開店と同時にお客がどんどん入っていく人気店です。電話で注文してお店にかつを取りに来る方も結構います。衣はサクッとしていて、肉は柔らかいです。パン粉とご飯にこだわりがあるということですが、肉にもこだわっているんでしょうねえ。おいしいです。駅からも近いので、別所線ご利用の方には是非行っていただきたいお店です。

●こだわりのラーメン屋

これも駅から2~3分のところにあるお店正龍丸(しょうりゅうまる)。2年前にオープンした新しいお店です。店内に店名が大きな文字で入った大漁旗がありますが、元漁師だったそうで、ご兄弟から贈られたもののようです。旭川ラーメンの本場で修業したとのことですが、いろいろこだわりがあります。まず、麺は国産小麦を使った自家製麺で、かん水を少なめにしているそうです。スープは鶏がらをメインに野菜と日高昆布などを使っています。チャーシューは長野県産の豚を使用し、醤油や味噌は、上田市丸子の大桂商店のものを仕入れています。前に味噌についてのブログで紹介したことがあるお店です。正龍丸は、上田市の「地産地消推進の店」にも認定されています。ラーメンは、醤油味と味噌味が中心ですが、どちらもシンプルであっさりしているスープですし、最近とかくスープの味で評価されがちな雰囲気がありますが、ラーメンは麺がおいしくなければならないという考え方の私は、この麺はうれしいです。麺にこだわるお店は、別所線沿線にいくつかありますので、このシリーズで紹介していきます。

●「泥」がご神体のお宮とため池


駅から無言館や前山寺に行く途中にあるのが、泥宮上窪池です。泥宮は、名前のとおり泥をおまつりしているお宮で、稲を作るになくてはならない泥は、古くから人々の信仰のもとだったのでしょう。生島足島神社が土をおまつりしているのと同じですね。お宮の横にある上窪池は昔は「泥池」と呼ばれたそうです。塩田平では少し前までため池で鯉を養殖していましたが、上窪池が最初でした。今も養殖の施設が残っています。詳しくはこちらのブログをどうぞ。


塩田町駅
住所:上田市中野40-2

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