じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

上田のロケ地を訪ねて~須川湖~

地域政策課のOです。

上田のロケ地をご紹介するシリーズ、今回は「須川湖」です。

須川湖は上田市の市街地から程近い小牧山の山中にあります。

細い山道を上がっていくと、こんな市街地に近いところに高原の湖があるのかと思うような、静かで美しい佇まいをしています。


標高約700m、周囲約3kmの湖ですが、かつては小さな沼であったものを、1600年代に農業用水確保のため、ため池として改修され湖となったとのことです。
冬になると湖面が結氷するため、かつてはスケートリンクとして大会も開催されるほど利用されていました。

この湖、画家の竹久夢二と伊藤晴雨に愛された女性おようを描いた2002年製作の映画「およう」でロケ地として利用されました。

私が行った時には子どもたちが釣りに夢中になっていましたが、周辺には別荘地が広がり、夏の間は避暑地として、また憩いの場所として多く人々に利用されているようです。

この湖には「須川湖の沈み鐘」という伝説も残されています。
国分寺にあった鐘の音色に魅せられた男がその鐘を盗み出したが、追っ手に気づくと鐘を須川湖に投げ捨てて逃げうせた。この鐘が元あった国分寺恋しさのあまり夜ごと鳴り出す・・・というものです。

こうした逸話も湖の佇まいが生み出したものなのでしょうね。

所在地:長野県上田市諏訪形

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