こんにちは。林務課のM・Оです。
今日は鉛中毒から蘇った
「諏訪湖のまあちゃん」の話をしますが、
その前にまあちゃんの母親であり
日本一有名なコハクチョウである
「のりこ」のことをお話しします。
(日本野鳥の会諏訪支部の林正敏名誉支部長から聞きました)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(ギュギュと翼をきしませながら飛ぶコハクチョウ 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)
【のりこの旅路】
まあちゃんを救護した1994年(平成6年)12月から
5シーズン前の1990年(平成2年)のことです。
(当時の)環境庁の「地球環境事業」の一環として
白鳥の渡り経路や繁殖地を特定するための
調査が行われることになりました。
「日本野鳥の会研究センター」や「日本白鳥の会」、
「山階鳥類研究所」、などによるプロジェクトチームが編成され、
4月10日に北海道の北端にあるクッチャロ湖で
4羽のコハクチョウを捕獲。
(諏訪湖から飛び立つコハクチョウ 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)
そのコハクチョウの背中や首に
重さ80グラム長さ12センチの
小箱のような無線の発信機を取り付けました。
発信機は2カ月後には自然に落下する仕組みになっていて、
プロジェクトチームは
背中に発信機を「のり付け」したコハクチョウを
「のりこ」と名付けました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
諏訪地域振興局 総務管理課
TEL:0266-57-2903
FAX:0266-57-2904