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北に帰れてよかったね!諏訪湖の鉛とコハクチョウの話・下~強い「のりこ」と帰ってきた「まあちゃん」~

すると父親のなみすけがスッと近づいてきて、
まあちゃんに寄り添ったのです。

結局まあちゃんはそれからずっと父親と2羽で過ごし、
母親ののりこは他の3羽の幼鳥を連れたまま知らん顔をしていました。


(諏訪湖から飛び立つコハクチョウ 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)

諏訪湖のコハクチョウたちの中では「ボス」的存在だった
「スーパー・コハクチョウのりこ」の怒りが収まったのは
それから1週間後だったそうです。

その後のりことまあちゃんの一家は諏訪湖で冬を越した後、
3月にシベリアに向かって旅立ってゆきました。

このシーズンはまあちゃんの他、
メスの成鳥である「たかちゃん」と「美砂ちゃん」の2羽も
釣りおもりによる鉛中毒で保護され、
望月先生の手術を受けた後
回復して諏訪湖に返されました。


(保護された美砂ちゃん 望月明義先生提供)

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【まあちゃんとの再会】

翌年1995年(平成7年)11月13日のことです。

望月先生は10日ぶりに
安曇野市の「御宝田(ごほうでん)遊水池」に行き、
水鳥を観察していました。

するとそこに18羽のコハクチョウが降りてきました。

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