そしてそれから4年後の1994年(平成6年)、
諏訪湖では4羽のコハクチョウが鉛中毒で保護されるという
前代未聞の事態が発生しました。
(諏訪湖の氷上で休むコハクチョウたち 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)
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1994年(平成6年)11月4日、
まず成長のコハクチョウ(オス)が保護されました。
諏訪湖白鳥の会は、
前年に「環(かん)ちゃん」の鉛摘出手術を成功させた
安曇野市の獣医師・望月明義先生のもとに
コハクチョウを運びました。
(望月明義先生)
しかしそのとき既にコハクチョウの体温がかなり下がっており、
冷たくなっていました。
平熱が40度ほどである野鳥は、
体調が悪くなると体温が下がるのです。
手術をしても助からないと思われましたが、
同会の要望で鉛を摘出。
しかしコハクチョウはその後
死亡しました。
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【諏訪湖のまあちゃん】
続いて12月7日には
のりこが連れてきた幼鳥(オス)が
諏訪湖ハイツの近くの横河川河口で、
家族から離れ衰弱しているのが確認されました。
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