【パンによっておなかをこわす】
ツンドラ地帯で草ばかり食べていたコハクチョウ。
それが日本に越冬に来た途端
パンや添加物だらけのお菓子を与えられたらどうなるでしょう。
パンを差し出すと今のコハクチョウは喜んで食べます。
慣れてくると手から直接食べたりもします。
しかしパンは食物繊維が乏しい食品ですから、
パンを食べたコハクチョウは
お腹をこわして下痢をしてしまうのです。
また、食品添加物や油、塩分などによる
ダメージも考えられます。
喜んで食べるからと言って
コハクチョウにパンを与え続けるのは、
「孫の喜ぶ顔見たさに、甘いお菓子を
欲しがるだけ与え続ける過保護の祖父母」
のようなものです。
それはコハクチョウのためにならないばかりか、
結果的にコハクチョウを苦しめることになってしまうのです。
それに諏訪湖の「横河川」河口周辺では
環境省の依頼により鳥インフルエンザウイルスの検査をするために
カモ類(コハクチョウ)の糞便を採取しています。
長野県での採取地は、この諏訪湖のみです。
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