それを見ていた人が望月先生に言いました。
「先生、今降りてきた中の1羽が
足環を付けていますよ」
そのコハクチョウは着水すると
「コーコーコーコー」と鳴きながら
望月先生に近づいてきました。
それは左足に足環をつけた
頭が少し黒い亜成鳥でした。
今、生まれて2年目の亜成鳥だということは、
去年は幼鳥だったということです。
しかも足環はふつう右足につけますが、
望月先生は昨年、左足に足環をつけたのです。
「これは、まあちゃんだ!」
(近づいてきたまあちゃん 望月明義先生提供)
どんどん近づいてくるコハクチョウの足環を見ると、
「No.0590」。
やはりまあちゃんの番号でした。
望月先生にとっては涙の再会だったそうです。
・・・
(美砂ちゃんの手術 望月明義先生提供)
望月先生はそれまでに計5羽のコハクチョウの
手術に成功していましたが、
シベリアから戻ってきたのはまあちゃんが初めてでした。
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