こんにちは。林務課のМ・Оです。
今回は鉛中毒の水鳥を助けている
安曇野市の獣医師・望月明義先生の
驚くべきエピソードをご紹介します。
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【鉛中毒の治療】
望月先生は1990年(平成2年)
犀川(さいがわ)の近くで「どうぶつの病院」を開業。
1991年(平成3年)からは
野生傷病鳥獣救護ボランティアを行ってきました。
そんな望月先生が最初に鉛中毒の水鳥を診たのは
1993年(平成5年)1月のことです。
旧梓川村に飛来していた
生後7カ月のオオハクチョウの若鳥が
担ぎ込まれてきたのです。
(コハクチョウを調べる望月明義先生 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)
そのころすでに北海道では
札幌から北東40kmの地点にある宮島沼で
総計百羽以上のオオハクチョウやマガンが
主に鉛散弾を飲み込んだことによる
鉛中毒で死んでいました。
そこで望月先生はオオハクチョウに
鉛解毒剤を朝晩注射し、
ブドウ糖も投与しました。
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