あけましておめでとうございます。
林務課のМ・Oです。
今年もよろしくお願いします。
今日は八ヶ岳山麓に住んでいるニホンヤマネ(以下ヤマネ)
についての話をします。
(「ニホンヤマネ」
写真・Ⓒ西村豊 ネイチャーフォト・プロダクション提供)
ヤマネは「山鼠」すなわち山のネズミと書くように、
齧歯目(げっしもく)ヤマネ科の動物です。
齧歯目はネズミ目とも言い、
ネズミやリス、ヤマアラシ、カピバラも
ここに含まれます。
その中でもヤマネやシマリスは
冬眠することで知られていますが、
そのヤマネを真冬に偶然見つけてしまった場合
どうしたらよいでしょう。
そこでお願いしたいのが、
冬眠中のヤマネを起こさないでほしいということです。
なぜならヤマネは一旦冬眠から覚めてしまうと
眠っているときの数倍のエネルギーを消費するので、
春になる前に餓死してしまうからです。
このことについて、
ヤマネの救護ボランティアである富士見町の西村豊さんから、
貴重なアドバイスをいただきましたのでご紹介します。