(2019年に鉛中毒になったコハクチョウ)
諏訪湖白鳥の会は岸部に近寄り、
幼鳥に網をかけて捕獲。
袋に入れて車に乗せ、
望月先生の「どうぶつの病院」に運びました。
(高速道路を搬送中、ひもがほどけて幼鳥が袋から飛び出し、
車の中で大暴れしたそうです。
そのせいで車の中は白い羽と緑の糞だらけになったらしいです)
望月先生が幼鳥の体温を計ると、
まだ38.5度ありました。
それを見て望月先生が
「(今度のコハクチョウの)体温はまあまあだね」と言ったことから、
その幼鳥は「まあちゃん」と名付けられました。
(実際、車の中で大暴れするほどの体力はあったということです)
(保護された幼鳥まあちゃん 望月明義先生提供)
レントゲン写真を撮ると
胃の中に数多くの金属片があることが分かりまし。
そこで翌8日、
望月先生はまあちゃんに全身麻酔をかけて
筋胃(きんい)の下部を切る手術を行いました。
胃の中からは釣りの仕掛けの針金や鉛の小粒など
計12個の金属片が摘出されました。
(まあちゃんの筋胃から摘出された鉛おもりなどの金属片 望月明義先生提供)
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