無事に北帰行しただけでも嬉しかったのに、
再び4000キロの旅をして戻ってきたのです。
一方、まあちゃんの両親であるのりことなみすけは
前日の11月12日、
いつものように諏訪湖に飛来していました。
(朝日を浴びて飛ぶコハクチョウ 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)
それなのにまあちゃんは「住み慣れた」諏訪湖ではなく、
犀川にやってきたのです。
(鉛中毒から助けられたのは安曇野市だ
という位置関係を理解していたのでしょうか。
それとも河原に望月先生がいるのを見たので、
急遽御宝田に舞い降りたのでしょうか)
事実、御宝田のコハクチョウの群れの中で、
まあちゃんはやや孤立した様子だったそうです。
まあちゃんは御宝田で望月先生に再会した後、
5kmほど上流の犀川白鳥湖に移動して冬を過ごしました。
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(沖合から静かに泳いできた諏訪湖のコハクチョウ 諏訪湖白鳥の会 阿部正則さん提供)
そのシーズンの1996年(平成8年)1月1日には、
前年1月に鉛中毒の手術を受けた後放鳥された
「美砂ちゃん」が諏訪湖に飛来しました。
美砂ちゃんは夫を連れての越冬でした。
その後1月22日には「ふじ」と名付けられたコハクチョウが
釣りの鉛おもりの摘出手術を受けました。
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