年末が近くなり、あんなに暑かった夏が嘘のように朝や夜になると冷え込む毎日です。
さて、諏訪地域で最も寒い時期の一大ニュースが御神渡り。
諏訪地域振興局では諏訪湖結氷時の観光客への安全対策の周知、県内外への冬の諏訪湖の様子を発信するため、ライブカメラにて諏訪湖の映像を配信します。
下諏訪町の高木地区にカメラを設置し、24時間いつでも諏訪湖の様子を確認することができます。
【ライブカメラ映像】
さて、この御神渡り、1443年(嘉吉3年)から休むことなく毎年記録がつけられているそうです。
1443年というのは室町時代、この数年後には銀閣寺を建てた足利義政が将軍になったという時期なので、記録をつけ始めたのがいかに昔かがわかります。
記録をつけ始めた15世紀には、御神渡りの起きなかった年は50年ちょっとの間で5回だったようです。
17世紀は100年間のうち御神渡りの起きなかったのはたったの2回!
大昔は御神渡りが起きないこと自体が非常に珍しい年だったことがわかります。
ではここ最近はというと、2001年以降は、御神渡りが現れたことのほうが少なく、ここ最近は結氷はするものの御神渡りは減っています。
温暖化の影響も危惧される中、御神渡りが現れれば、平成 30 年以来、令和初の御神渡りとなります。
さて、今年は諏訪地域振興局だけでなく、「下諏訪観光【公式】諏訪湖富士山ライブカメラ」も開設されました。
こちらのライブカメラは天候等に恵まれれば関東富士百景にも選定された諏訪湖と富士山のある風景を確認できますので、こちらの映像もぜひご覧ください。
<参照文献>諏訪の自然観察ハンドブック(諏訪教育会)
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