こんにちは、林務課のkです。
長野市七二会論地(なにあい ろんじ)の集落はかつて養蚕で栄えた時代には桑や麦などが盛んに栽培されていました。しかし、集落の人口減少に伴い耕作放棄が相次ぎ、土地には竹が侵入し、その後はすさまじい勢いで増え続け、今や荒れた竹林と化しています。
荒れた竹林は防災上も危険であり、野生動物の棲み処となるため農作物への被害も頻繁に発生しています。
そこで集落の有志により令和元年度に「七二会里山整備利用推進協議会」が結成され、長野県森林税活用事業を利用して、長年放置されてきた荒れた竹林の整備が実施されています。
伐採した竹は竹チップ、竹パウダー、竹炭へ、また新しく発生する竹はメンマに加工するなど
未利用竹材を活用する方法を研究し、加工、販売に至るまでの一連のプロセスを構築しようと精力的に頑張っておられます。
今後は、講師を招き、竹利用の講習会を開催するなど、更に竹材の利用を地域へ広げていく予定です。
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