こんにちは、長野保健福祉事務所のNHRです。
さて、今回は、以前開催予告をさせていただきました「健康づくり・食育フォーラム」の報告をさせていただきます。
(開催日は、1月30日(水)でしたので、報告が遅くなりすみません。)
当日は、180名ほどの皆様方に集まっていただきました。
まずは、開会前のセッション、試食コーナーをご紹介します。
試食は、長野県食生活改善推進協議会長野支部会員の皆さまがで調理していただきました。
長野地域で収穫されたりんご(飯綱町産)を使った「りんごのフリッター」、「りんごきんとん」、そして、凍り豆腐を使った「凍り豆腐のチンジャーロース風」の試食です。他に、須坂市健康づくり課から、須坂健康スムージーの試食がありました。
どれも、おいしいものでした。
試食の後、健康づくり・食育フォーラムがいよいよ始まりました。
長野地域で取組んでいる「ながの果物語り」について紹介の後、講演会となり、講師は、山梨県甲斐市在住で、果物の魅力を伝える活動をされているフルーツコンサルタント、野菜ソムリエ上級プロの 加藤恵美子先生の講演です。
講演の講演は、先生の果物に対する愛情に溢れていました。
野菜と違い、果物は食べ物として存在すると。生で食べることができ、調理しなくとも、おいしいものであると。野菜は、葉や根、花等、そのものを食べるのに対し、果物は、全力で子育てをし、その実をいただくと。そう言われてみれば、合点がいきます。
また、長野県の果物の特徴もお話してくださいました。長野県に住んでいると何とも思わないことでも、他の県の方からみた場合、すごく誇れることがあることがあるとのこと。長野では、秋に果物売り場に行けば、様々な種類のりんごが並んでいます。でも、他の地域では、種類など選べないということ。また、産地である強みで、価格が安く、新鮮であること。etc………なるほど。
また、食事バランスガイドでは1日200g程度を果物の摂取量の目安としていますが、果物の摂取状況は、年々減少傾向です。果物は、生で食べることが多いので、含まれるビタミン、ミネラルをそのまま摂取することができます。また、甘さの割には、水分や食物繊維が含まれるので、重量あたりのエネルギーは少ないという利点も。
ただ、食べ過ぎると、健康問題が生じることがあるので、適正摂取が大切ということで。
さて、講演の後は、ご当地体操で体を動かしました。
ご当地体操コンテストに応募し、坂城町でパドル体操を主宰する上野保子さん他4名の皆様が実演してくださいました。
パドルを使った体操は、体がほぐれるとともに、元気もいただきました。
フォーラムは、今年度からスターとした長野県食育推進計画(第3次)の説明の後、「信州の食で繋がる人づくり・地域づくり」をテーマに事例発表と続きます。
事例発表は、長野県立大学健康発達学部学部長の笠原賀子先生にコーディネーターをお願いしました。
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