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「釣りを通じて子供にリアルな自然を体験してほしい。」(長野県釣りインストラクター連絡機構・名誉会長を務める小澤哲さん)

長野県釣りインストラクター連絡機構・名誉会長の小澤哲さんは、年に10回ほど県内各地で開催される子供向けの釣りイベントに参加して、縁の下から運営を支えています。

 

10月13日には、長野県や更埴漁協、長野県釣りインストラクター連絡機構などで組織する「『釣ーリズム信州』千曲市戸倉上山田地域協議会」が千曲市内の河川敷で、小中学生向けの釣り教室を開催しました。

ボランティアで駆けつけたインストラクターの皆さんが、子供たちに竿の握り方や振り方から始まり、糸の垂らし方などを事前レクチャーで懇切丁寧に教え、実釣に移ってからも、そっと子供に寄り添って指導を続けている一方、小澤さんは一人静かに、別の作業に取り掛かっていました。

 

当日の朝、ワンボックスカーに所狭しと詰め込んだ自前の調理器具一式を車から降ろし、自前のテントも設営して、その下で調理を始めました。

メニューは、子供向けイベントでは定番の「豚汁」です。

子供の参加者は30名程度で、さらに保護者やスタッフも含めると合計80名程度になったでしょうか。

食材も自身で調達して、手馴れた様子で野菜を切り、豚肉も一緒に寸胴の鍋に入れて「グツグツ」と煮込みました。

釣りが終了時刻を迎える頃を見計らい、大量の合わせ味噌を溶いて出来上がり。

テント付近には何とも言えない、いい香りが漂っていました。

閉講式を終えた参加者が次々とテント前に行列をつくり、小澤さんらが盛り付けた豚汁を受け取ると、笑顔で熱々の汁に舌鼓を打っていました。中には、「3杯もおかわりした。4杯目をもらいに行ったらもう鍋が空っぽだった」と話す子もいたほどでした。

参加した子供たちにとっては、釣果うんぬんよりも、豚汁の味が印象に残ったかもしれません。

 

ところで、小澤さんは幼い頃から釣りに特に親しんだわけではありませんでした。

もっぱらスキーに熱中して技量を上げ、(公財)全日本スキー連盟のデモンストレーターとして日本代表で活躍していました。

【スキーのデモンストレーター日本代表だった小澤さん】

その流れで、長野市内のスキーメーカーに勤務して、後輩の育成や販促活動に従事していました。

管理職として責任ある仕事を任されていましたが、東京の専門学校が菅平高原にスキー指導者養成の専門学校を開校するに当たり、42歳の時、学校からヘッドハンティングされ、以来、学校運営の責任者である校長として重責を担いながら、自身も教師として生徒の指導に当たりました。

以来、29年間、定年を過ぎた71歳まで仕事ぶりを買われて勤務を続けました。

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