長野保健福祉事務所のヤマキチです。久しぶりの秋晴れの日曜日の午後、長野市の西山の虫倉山に登りました。この週末は多忙で、山にはとても行ける状況ではなかったのですが、すきま時間を使い思い切って登ったところ、思いもよらず素晴らしい紅葉を見ることができました。思いついたら即山に行けるのは、信州に住まいを置くものならではの特権、まさにしあわせ信州を感じた瞬間でした。
不動滝コースの登山口に着いたのはもう午後2時過ぎ、しかし仲間がいました。聞けば事情は同じで、午前の用事を済ませ来たとのこと。この2人を追うように、まだ緑みどりしている登山道に入っていきます。
(手前の集落から見た虫倉山、頂上が紅葉しています。手前は大きな柿の木。)
(登山口、熊の看板も見慣れてしまえばあまり気になりません。)
登山口から沢沿いを進み、沢を渡り斜面をジグザグに登っていきます。高度を上げるにつれ紅葉が進み、稜線の東屋まで進むと、紅葉は最高潮となります。
(紅葉に囲まれた登山道を行きます。)
(見上げると、このように見えます。)
(色鮮やかなきれいなモミジがありました。)
稜線の途中、飯綱山が見える場所があります。
(飯綱山を遠望し、一休み。)
(足元の落ち葉も気を付けて見れば意外にきれい。)
(上空にカラフルな紅葉がありました。)
そして、アップダウンを繰り返し、標高1378mの虫倉山山頂に到着します。まさに見ごろの紅葉に囲まれて、少し傾いた日の光を浴びていると、何かしあわせな気持ちでいっぱいになります。
(あと一登りで頂上です。)
(相変わらず神代断層地震で亀裂の入った痛々しい頂上に涙。)
(山頂から川中島方面、遠くは浅間山と四阿山。)
(山頂から高妻山。)
帰路は、急峻なさるすべりコースを使います。頂上直下にこれまたきれいなモミジがあり、思わず撮影タイムとなります。
(赤と黄色の組み合わせ。)
(まるで水彩絵の具のパレットのようです。緑色が効いています。)
さるすべりコースは、急な分だけどんどん高度を下げますので、紅葉は緑色を増していきます。
(ほぼ垂直の岩場を降ります。)
岩場を下りきり、虫倉神社の奥社に到着します。足元にはハイイロシメジの群落があり、このキノコが出るということは、もうキノコのシーズンは終盤です。(ちなみにハイイロシメジは毒キノコですので、誤って食べないようにしましょう。)
(大きな岩の下にある虫倉神社奥社。)
(ハイイロシメジ)
(樹間から隣の尾根を見ると、斜陽に染まっています。見にくいですが月が昇ってきています。)
さらに下るとほぼ緑一色の世界に戻ります。何か夢の世界から現実に戻ったかのようです。紅葉の感動の余韻にしたって、駐車場所まで戻り登山終了です。
(虫倉神社奥社から少し下がると緑の世界に戻ります。)
(駐車場所手前も緑一色です。)
ほんの少しの時間や手間で、こんなに素晴らしい紅葉を楽しむことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。冒頭に記しましたが、これがしあわせ信州そのものであると思います。まもなく里にも紅葉前線が下りてきますので、皆様も各々しあわせ信州を感じて欲しいと思います。
また、4月のGWの登山のブログもありますので、こちらをご覧ください。
撮影:平成30年(2018年)10月21日
お問い合わせ先:長野県長野保健福祉事務所 電話026-223-2131
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504