長野保健福祉事務所のヤマキチです。紅葉狩りを目的に、6月に続き再度黒姫山に登りました。今回は単調ですが6月とは別ルートの黒姫高原から表登山道を使いました。(6月の黒姫山登山のブログはこちらです。)今年の9月と10月の3回ある3連休は、すべて台風が接近し、山はとても残念な天気となってしまいましたが、紅葉は待ってくれませんので、雲で覆われた黒姫山に登りました。
黒姫高原の町営駐車場に車をとめ、コスモス園の左手からスキー場を直登していきます。これが大変で、スキー場トップまで中々着きません。しかし、徐々に紅葉している木々を楽しみながら登ります。
(コスモス園)
(スキー場内のつる性の木にも紅葉が始まっています。)
(振り返り見える雄大な野尻湖と斑尾山。)
(スキー場トップは、紅葉が見ごろです。)
スキー場トップからは、ジグザグの登山道となり、視界がなくなります。台風で散ってしまった落ち葉を、サク、サクと踏みしめながら進みます。これが意外に気持ちよく、癒される感じです。
(落ち葉の登山道)
(やはり、白樺と紅葉の組み合わせはきれいです。)
ここで、望湖台に到着します。しかし、その名の通りにならず、野尻湖は見えません。さらに紅葉真っ盛りの登山道をジグザグ進み、大きな岩のあるこのルートの中間地点の姫見台に到着します。
(望湖台)
(ナナカマドの赤い実)
(紅葉真っ盛りの登山道)
(大きな岩で休憩適地の姫見台)
姫見台で一休し、時間を確認すると12時過ぎ、というのも朝方野暮用をを済ませ、10時半ころ登山をスタートさせたため、遅くなっています。それに加え、紅葉の写真を撮りすぎたためか。まだ、行程の1/4ですので、早めに休憩を切り上げ、ペースを速めます。越見尾根を黒姫乗越まで一気に登ります。
(なぜか、ブナの大木には引きつけられるものがあります。)
(越見尾根の下端、ここから急登が始まります。)
(黒姫乗越、外輪山の一角に到着です。)
黒姫乗越から外輪山上をたどり頂上へ向かいます。スキー場トップから樹林帯で視界がありませんでしたが、雲の多い中、時折遠くまで見通せます。しかし、足元には濡れた木の根が多く、滑らないよう気が抜けません。
(樹林越しに見える紅葉)
(大池も、チラッ、チラッと見えます。)
(七つ池は見えにくい。丸い山は小黒姫山。)
(足元の紅葉)
(外輪山上の紅葉は、こんな感じの場所が多い。)
そして、標高2053mの黒姫山の頂上へ到着します。遅いお昼を食べながら、雲が行き交う中、晴れ間を狙って写真を撮ります。
(黒姫山山頂、本日貴重な青空が現れた瞬間に撮りました。)
(稜線と遠く古池)
(稜線の落葉した木立)
(ナナカマドの赤い実と小黒姫山)
だいぶ時間が押していますので、14時過ぎに下山を開始します。今回は、周回することなく、往路をそのまま戻ります。途中の黒姫乗越あたりで、ガスの中に入ってしまいます。ところが、紅葉とガス(霧)が見せる風景はとても幻想的で、早めに下山をしようとしても、要所要所でつい写真を撮ってしまいます。
(黒姫乗越付近で見れた光芒)
(朽ちてコケで覆われた倒木も美しく見えます。)
(もみじの落ち葉を踏みしめる。)
(ブナの大木とガスガスの登山道)
(もみじの赤は目立ちます。)
(カラフルなもみじもきれいです。)
ガスがいよいよ濃くなり、薄暗くなると、とうとう雨が降ってきてしまいます。曇るレンズを拭きながら、撮影を続行します。
(薄暗い中、紅葉した大きなカエデが目立っています。)
(赤いもみじ)
樹林帯を抜け、スキー場に出ると、もう360度真っ白のホワイトアウト状態です。ゲレンデ上部は踏み跡がありますが、中ほどからはなくなり、ゲレンデの中を適当に下ります。スキーでは数分で降りれそうですが、単調な所を一歩一歩進むため時間が長く感じ、また急坂ですので足にきます。そして、コスモス園を横に見て、無事登山終了です。この日の黒姫山の紅葉は、頂上の標高2000m付近ではもう終盤で、標高1500m付近が見頃でした。紅葉は、どんどん下がっていきますので、見ごろを逃さないようにしましょう。
撮影:平成30年(2018年)10月8日
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