長野保健福祉事務所のヤマキチです。今シーズンは降雪が遅く、スキー場は大丈夫とか色々と心配しましたが、長野地域でもやっと冬らしくなりましたので、長野市民の山、飯綱山に登りました。最近の冬山装備の普及のせいか、休日には結構な数の登山者を見ます。装備は前爪のあるアイゼンや軽アイゼン、スノーシューなど様々です。ヤマキチはアイゼンやスノーシューも持っていますが、今回は防寒長靴を装備?しました。この頃の登山道は凍結もなく、柔軟な長靴のソールが雪をしっかり捉えてくれるからです。
バードラインから飯綱山に雲がかかっているのが見え、若干モチベーションが下がりましたが、一の鳥居苑池駐車場に車とめ、出発です。
(一の鳥居苑池駐車場、9時頃の様子)
ちなみにこの日の飯綱高原の積雪は20~30cm位、飯綱山頂上で50cm~1m位です。登山道はトレースがしっかりついています。
(駐車場のちょっと上)
(登山口、狛犬の上に雪はありません。)
登山口からは、緩やかに登っていきますので、気持ちよくて快適!!ついペースが上がってしまいますが、ここは要注意、冬は汗をかかない程度のスピードで行動することが必須です。
(奥宮一の鳥居、体温調整のためここでハードシェルを脱ぎます。)
(一不動、ここから十三仏が現れてきます。)
(登山道、トレースはばっちり。)
休憩適地の駒つなぎの場に到着します。雪の多い時は雪崩を回避するため、ここから天狗の硯岩まで直登します。しかし積雪の状態を確認すると、まだ多層構造になっていない、降雪から時間が経っているなど、雪崩が起きる可能性はほぼないため、夏道を進みます。(ちなみに、直登の冬道のトレースもあります。)
(駒つなぎの場上の夏道)
(夏道から見上げる。積雪直後などは雪崩が起きる可能性のある危険な斜面。)
(天狗の硯岩)
天狗の硯岩の少し上で、ついに雲の中に入っていきます。また森林限界を突破し風が出てきますので、ここでハードシェルを着ます。
(太陽が隠れると急に寒くなります。)
(南峰への登り)
(西登山道を合流します。)
(鳥居)
そして、南峰へ到着します。想像はしていましたが、景色はなし。飯縄神社へ寄って、頂上(北峰)を目指します。
(飯縄神社、中に入って一休みします。)
(南峰の石仏、赤い色が目立ちます。)
そして頂上へ到着します。約20分の休憩時間にざっと12~3人位見ました。戸隠スキー場からスノーシューで来た団体もいます。暖かいコーヒーを飲み、昼食のパンを食べながら休憩していると、たまに雲が切れ、少々景色が見える瞬間がありますので、あわてて写真を撮ったりします。
(飯綱山山頂、青空が見えた一瞬を撮ります。)
(飯綱山山頂、方位盤がかろうじて見えています。)
(お隣の霊仙寺山、これも雲が切れた瞬間に撮ります。)
(戸隠牧場方面)
(頂上の石仏)
(北峰と南峰の間)
帰路は往路をそのまま戻ります。この日は残念ながら北アルプスなど、遠方の山々は見ることができませんでしたが、冬山のトレーニングとしてはまずまずといった感じです。
話は変わりますが、この日の2日後悪寒がして、一晩寝ても改善せず更に悪化したため診療所に行ったところ、インフルエンザA型に罹っていると診断されてしまいました。予防接種をしたためか高熱は出ませんでしたが、5日間も外出を差し控えるということになってしまいました。気管の奥からゴホンゴホンと出る咳から始まり、続けて悪寒、節々の痛み、夜布団に入っても寒くて寝れず、これはまずいと思い受診しました。とりあえず職場で感染源にはならなかったこと、また頭痛がひどくお酒がまずくて飲めず、めったにない休肝日を持てたのは良かったです。皆様もこのような症状が出ましたら、早めに対応しましょう。
撮影:平成31年1月13日
お問い合わせ先:長野県長野保健福祉事務所 電話026-223-2131
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504