長野保健福祉事務所のヤマキチです。今年は、飯綱山、黒姫山、戸隠山、斑尾山に登り、そして今回妙高山を登り北信五岳を一年で完登となりました(たいしたことはないですが。)。妙高山は新潟県の山ですが、北信五岳と呼んでいるからには仲間はずれにするのは良くないということで紹介します。深田久弥氏が選定した日本百名山の一つで、山のグレーティングでは、体力度は1泊以上が適当な「4」、技術的難易度は沢や崖を通り、急な登下降があり登山経験が必要な「B」となっています。
前々日に台風が通過し、倒木、渡渉などちょっと心配ですが、燕温泉から登りは燕登山道、下りは燕新道で周回することにします。県境を越え、燕温泉の日帰り者向けの駐車場に車をとめ、温泉街を抜け登山のスタートです。露天風呂の黄金の湯を横に見て、まずは林道を歩き、コンクリートの歩きやすい遊歩道に入り温泉小屋まで進みます。
(登山口、左折して燕登山道に入ります。直進は燕新道。)
(温泉小屋、燕温泉の源泉、蒸気が出ている場所あり。)
(途中、トリカブトが多く咲いていました。)
温泉小屋を過ぎると、光明滝と称明滝が見えてきます。以前、光明滝の少し下流の河床に、湯船だけのワイルド感いっぱいの露店風呂に外国人と入ったことを思い出し、現場を見に行きましたが、今はありません。浴槽の一部があり、増水等で流されたのかどうかわかりませんが、超がっかりです。
(光明滝(下)と称明滝(上))
登山道に戻り、滝を巻くように急登がはじまり、谷を遡っていきます。心配した台風の影響は少なく、増水もなく登山道添いの花を見ながら進みます。
(ハンゴンソウ)
(セリの仲間)
五合目を過ぎ、ネマガリダケに囲まれた胸突き八丁の急登を進み、天狗堂ではじめて一休します。立ち止まり、写真を撮りながらですので、ずっと歩き続けたのではありませんが、休憩適地がなかなかなく、やっと休憩です。
(天狗堂、ここで妙高高原スカイケーブルからの登山道を合流します。)
ここからは、稜線に沿って登りますので、明るく快適です。光善寺池を左に見て、風穴を右に見て登ると鎖場に到着します。鎖場といってもステップが切ってあり、不安なく登ることができます。
(光善寺池)
(風穴、2つある穴に手を近づけると少しだけ風を感じます。)
(三角の外輪山が見えてきます。)
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