健康づくり・食育フォーラムが開催されました‼（第２話）

こんにちは、長野保健福祉事務所のNHRです。
第１話に引継続き、健康づくり・フォーラムの報告、第２話です。

開会の後、まずは、第一部である事例発表。
食からの健康づくりの取組み、健康づくりの視点からの果物活用の取組み、果物からの地域交流についての発表です。座長は、４月に開学の長野県立大学健康発達学部学部長（就任予定）の長野県短期大学教授の笠原賀子先生にお願いしました。

座長の笠原教授

まずは、長野県短期大学生栄養管理学ゼミの皆さんによる取組み「県庁食堂における健康づくり普及啓発活動」を伊藤真帆さん、髙橋奏子さんに発表していただきました。働き盛りの健康づくりのために、県庁食堂「ししとう」では、信州食育発信３つの星レストラン認定メニューである“C定食”を毎日、提供しています。この認定メニューは、長野県短期大学生による健康に配慮したヘルシーメニューとなっています。今年度10月に果物活用メニューを提供したこと、それに関連して実施した健康づくりの普及イベントについての発表がありました。（今回も、当日限りのタイアップ企画として、県庁食堂「ししとう」にて、果物活用メニューの提供も行いました。）
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写真①発表者の伊藤さん、髙橋さん
写真②県庁食堂での健康づくり普及活動の様子　

次に、長野県食生活改善推進協議会長野支部（小布施町食生活改善推進協議会）の小林恵さんによる食育の活動「生涯にわたる食育活動～こどもから大人まで～」の報告がありました。
食生活改善推進協員は、私たちの健康は私たちの手で　を合い言葉に、食を通じた健康づくりボランティア活動を行っています。今回は、実際に高校へ出向き行った高校生への食育の実践活動の報告、働き盛り世代を対象とした食育の実践、小布施町で、保育園児を対象に行っている「くりんこキッチン」への関わりの報告がありました。
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写真③発表者の小林さん（左側）
写真④高校での食育講座の様子

３題目は、須坂市が進める須坂健康スムージーの取組み、「地場産物を利用した健康づくり活動　須坂健康スムージー」です。須坂市健康づくり課の管理栄養士、北島麻子さんが発表されました。須坂の果物、野菜を健康的に、しかも、簡単に、おいしく摂ることができ、健康づくりはもちろんのこと、産業や観光の発展にも結び付けようとするものです。
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⑤発表者の北島さん
⑥須坂健康スムージー（イメージ）

４題目は、「地元のりんごで育む地域交流」として、いいづなアップルミュージアム　学芸員の藤澤充子さんによる発表です。「いいづなアップルミュージュアム」は、りんごをコンセプトに、農業系博物館として、様々な活動を行っています。今年度、“いいづなりんご並木フェスタ”を開催。飯綱町の中高生も参加したアップルパイコンテスト、パティシエの鎧塚俊彦さんを招いてのシンポジウム等、りんごの生産から加工まで学ぶ催しの取組の発表がありました。
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⑦発表者の藤澤さん
⑧いいづなアップルミュージュアム（外観）

事例発表と講演会の間に、千曲市のご当地体操「あん姫いきいき体操」で、体をほぐしました。運動の実技は、ボランティアで、運動の普及を図っている千曲市介護予防・健康づくり応援団の皆さんに行っていただきました。パワフルな実技は、参加者から大好評で、元気をいただきました。