こんにちは!農政課のライターMです。
ふと、気付くと暦は11月下旬。最近、急に寒気が強くなってきました。
先日、出勤前の朝食時に「今日は年末年始並みの気温になるでしょう」といった予報がラジオから流れ、慌てて仕事用のセーターや手袋を引っ張り出しました。
これから益々寒さが厳しくなってきますので、皆さん、くれぐれも体調管理に気を付けましょう。
「釣り」を観光資源として活用して地域振興を図ることを目的に、本年度、県が事業創設した「釣ーリズム信州推進事業」の第1弾が、10月1日から千曲市戸倉上山田地区で本格的に始まっています。
今回、「釣りを活用した観光振興」を進めようと、戸倉上山田温泉旅館組合と連携した”おもてなし教室”「『花』と『ご当地カクテル』のおもてなし講座」が、11月20日(月)に千曲市の上山田ホテルで開催されましたので、当日の様子をレポートします。
地元千曲市の「観光資源」でもあるトルコギキョウやアンズ、リンゴなどの園芸作物を「おもてなし」のアイテムとしてご紹介するため、本事業を所管し、また、協議会のアドバイザーでもある県農政部園芸畜産課が協議会と共催で、開催しました。
前半、ご当地カクテルによる「おもてなし」講座では、キリンビール長野支店の川口聖平副主任が戸倉上山田温泉向けに考案したカクテルの作り方を実演しました。
カクテルの名称は、千曲市産のアンズを使ったアンズ酒とシナノゴールドのジュースを混ぜた「大正ゴールド・ムーン」、もう1つは信州産トマトジュースを使った「万葉レッド・ムーン」。
川口さんが作り方を実演した後、女将たちも実際に作り、カクテルを試飲してみました。評判は上々で「女性客に好まれる味わい」といった声が聞かれました。
後半、花によるおもてなし講座では、近年、地元で盛んに栽培されているトルコギキョウの魅力や生け方についての講演と実演があり、世界的なトルコギキョウの育種家である中曽根健さん((株)ナカソネリシアンサス代表)がスライドを上映しながら、色が豊富で、大輪の花を咲かせるトルコギキョウの魅力を伝えました。
続いてアトリエバンブー代表の佐藤武彦さんが、会場に用意されたトルコギキョウを使い、手慣れた様子で裸木に大輪の花を次々と咲かせていきました。
イベント前にお話を伺った際には、どんな色の花がどれだけ用意されているか事前に知らされていなかったという佐藤さん。「ぶっつけ本番」で、ピンク、グリーン、カシス、白の4色を使って、春夏秋冬のイメージで華麗に作り上げました。
今回のイベントに参加した中央ホテルの小平真理子さんは、以前に講師の曽根原さんのグループから分けてもらったトルコギキョウをホテル内に飾ったことがあり、来客された女性が「これは何の花?」と、強い関心を示したといいます。
「ホテル内の玄関や大通りに飾ることができたら」と、小平さんは今後の展開に期待していました。
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