2017.10.18 [ 長野地域の【自然】長野地域の【環境】まちづくり長野地域の【暮らし】その他 ]
長野県自然保護レンジャー 雨の中でもガンバってます。
長野地域振興局環境課の自然保護担当Tです。
10月15日(日)に須坂市米子大瀑布で長野県自然保護レンジャーの合同パトロールを行いました。
パトロールに同行しましたので、紅葉の情報とレンジャーの活動の様子をお伝えします。
米子大瀑布は県内の上高地、寝覚ノ床、姨捨(田毎の月)、光前寺庭園、天竜峡とともに国指定の名勝で、
日本の滝100選にも入っています。
特に、秋は滝と紅葉の競演を楽しむために、毎年多くの方が訪れる観光地です。
紅葉最盛期の週末はマイカー規制が行われ、今年は10月14、15日、21日、22日は須坂市の
日帰り温泉施設である「湯っ蔵んど」からのシャトルバスが運行されています。
マイカー規制と米子大瀑布駐車協力金については、須坂市のホームページ
https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/item.php?id=59630d66466f0#kisei
をご覧ください。
米子大瀑布駐車場からは滝を巡る周遊路があり、約2時間で一周できます。
周遊路のベストビューポイントからの眺めです。右側が不動滝、左が権現滝です。
朝から雨降りでしたが、この場所に到着したときだけ、低い雲が取れて、この絶景が現れました。
ご覧のとおり、紅葉は最盛期です。
この撮影スポットは、米子鉱山の跡地ですが、鉱山では江戸時代以前から硫黄が採掘され、
昭和35年には閉山しました。
最盛時は1500人が暮らし、診療所、分教場や映画館もあったと跡地の看板に説明がありました。
いまでは秀麗な滝と鉱山施設の共存する姿をまったく想像できませんね。
この場所には学校などがあったそうです。左手の平らな所が米子鉱山の精錬所跡です。
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