こんにちは。商工観光課のサクです。

大人の電子工作クラブでは、ラズベリーパイ（RaspberryPi）という小型コンピュータを使って、実際にセンサなどを接続し動かしてみるなど、ワークショップの形式で理解を深めていく取組みをしています。講師にはフコクシステムサービス（株）の原田様、ラズベリーパイの正規販売店の（株）ケイエスワイ様、長野市商工労働課様のご協力により、これまで８月、９月と２回開催してきました。

というわけで、第３回を開催しましたので、レポートします。

今回は、～ラズパイカメラ活用！～ということで、カメラを使って、写真や動画を撮影したり、タイムラプス撮影（いわゆるコマ撮り撮影）やタイマー撮影に挑戦しました。

↑これがカメラです！ラズベリーパイに接続して使います。

さらには、原田講師による顔認識のプログラムのデモもありました。どうやって顔を認識するのか、プログラムの原理は理解できませんでしたが、実際に顔に印をつけた結果を見るとすごいの一言でした。動体検出などのプログラムを組み合わせると防犯カメラとしても活用できそうです！

↑わかりにくいのですが、認識した顔に青い印を付けて表示しています。

一通りカメラを動かしてから、会員企業の皆さまで３グループに分かれてアイデアソンが行われました。グループ毎にディスカッションすることにより、今後それぞれの企業で、どのようにラズパイが活用できるか。どのように業務効率化を図れるか。さまざまなアイデアが出てきました。

「カメラを用いた製品検査」や「作業完了をジェスチャーや音声で検出」、「人のいないところの照明を消す」、「田んぼにスズメが来たら音を鳴らして撃退」などなど。

今後、当クラブで装置の試作を行い、工場やフィールドで試してみられるといいなと思います。

（長野地域振興局商工観光課　サク）