みなさまごきげんよう。林務課のw&BSです。
秋の気配が深まりつつある10月8日、長野市立大岡小学校みどりの少年団の森林体験学習にお邪魔してまいりました
この体験学習は、何年も続いている大事な活動であり、学校と地域が一体となって行われています。
全校児童が聖山の自然散策や間伐体験を通して、大岡の自然に親しみ大切にしようとする態度を養う目的で行われています。
1年生から6年生まで全員が自分の足で、聖山の森の中を7kmの道のりを歩きます
今回のハイライトの1つ、樹齢300年以上と言われるブナがある場所に到着しました
ここでは、ブナの木の会副会長の廣田さんのお話しを聞きました。この大切なブナの木を保護するために、この区間は林道に舗装がされていないことや、ブナの葉はたくさんの雨水をうまく集めるようにできていること、周りにはブナの実が落ちて幼木がたくさん生えていることなどを教えてもらいまいした。
子どもたちが手をつないでブナの木を囲んだり、耳をあてたり手で触れたりしていました。
このブナは、大岡小学校の子どもたちの成長をずーっと見守ってきたんですね
ブナの木の会会長の待井さんは、大岡の森のことを知り尽くしています
特に食べられる木の実や葉っぱをたくさん紹介してくださるので、子どもたちも興味深々です(もちろん大人もww)。ザクロ、サンショウ、ヤマブドウなどなど。その中でもヤマブドウは本当に美味しい!
筆者はサンショウの実をかじってみましたが、しばらく口全体がヒリヒリして辛かったです
シカが角でドイツトウヒの樹皮に傷をつけた跡がたくさんありました。シカはどうして角をこすりつけるの??
ホオノキの大きな葉っぱ。
このあたりには長野県の県有林(大岡県有林)が200haにわたって広がっています。林務課から説明させていただきました。
ゴール地点の聖山高原チャペルに到着しました。みんなよく歩きました。(約15,000歩ww)
さあ、楽しみのお昼ごはんです!
午後は、大岡森林塾のみなさんがスギの木を伐採する様子を見学します。
ぶなの木の会副会長でもある廣田さん自らがチェーンソーで立ち木を伐倒する様子を食い入るように見守る子どもたち。
無事伐倒完了
子どもたちがノコギリで枝を落としていきます。
そしてお待ちかね「スギのトランポリン」タイムです。
子どもたちは我先にスギに上って、揺らしまくります。みんなのタイミングがあってくると、大きくしなって上下するので、大きな歓声があがっていました。
さすが、自然の中で体幹が鍛えられた大岡の子どもたちは、バランスが良い
1時間くらい遊んでいましたね。大満足でしょう
チャペルに戻って終わりの会です。今日の感想を発表してくれました。
みなさん環境に関する意識がとても高くて驚きました。大岡の自然の大切さをよく理解しているんですね。
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